シニア 前頭葉が老化してくることを常に自覚することが大切。そしてそうならないように気を引き締めることも大切。
私自身がシニアに近づいているため、そうならないようにしたいとシニアについては、やたら気になることがあります。
シニアになると前頭葉が老化によって機能が少しづつ失われてきます。
前頭葉は感情などをコントロールする機能を持っていますから、そこが弱ってくるということは
感情がコントロールしにくくなってくるということを意味します。
理性が効かなくなるということでしょうか。
私は空手クラブに参加していますが、そこでは小学校の武道場をお借りして稽古をしています。
同じ時間には体育館ではバドミントンクラブが練習をやられています。
最近は参加者が増えたのでしょうか、駐車スペースにはかなりの車がとまっています。
さて先日はバドミントンをやられているかたが、
メンバーの駐車した車が少し邪魔になったらしく、移動してほしい旨を言ってきたわけですけど、
それがどなりこむ感じでした。
そうです。彼はシニアです。またはそれに近いです。
彼は若いときは、そういうことがあってもたぶん言いにいくことすら出来なかったかもしれません。
もし言いに来たとしても、丁寧にお願いするように知らせてきたはずです。
これが典型的な老化したシニアの行動です。
バドミントンをやっている人が、空手をずっとやっている人に文句を言いにくなんて
理性が働いていたとしたらとても出来ることではありません。
喧嘩になったら100%負けるわけですから、それ考えたら偉そうな態度など
出来るわけがありません。
それがシニアになると出来るというのは、それまでの経験がそうさせているのではなく
明らかに前頭葉が老化してきて、感情のコントロールができない
がんこジジィになっているということです。
本人はそうなっていることにまったく気が付いていないというこでしょうから、
それがまた怖いところです。
認知症と同じで、自分では自分のことがそれほど認識できていないということです。
私は毎朝トレーニングをしますが、走行会といったかたちで、何人かで走っている人たちがいますけど、
大きな声で話しながら走っているチームが必ずいます。
そういうのは、まちがいなくシニアです。
シニアは若者たちのお手本とならないといけないのに、感情がコントロールできず
大きな声でどこでも話すとか、いたるところでそういうのを目にして、若者のほうが
よっぽど理性あるなという感じに見えます。
「いまどきの若い者は・・」というのを口にする人はきっと、理性が弱ってきている
人じゃないかと思ったりします。
シニアになって、そうならないように、今から私もそうですが、気をつけておく必要があるでしょう。