私は献血を卒業しましたが、今も対象になっている人は出来るだけ若いときに献血をやっておくといいです
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献血するには時間を作って、献血ルームにまで行くことになりますし、
針を刺されて血を抜かれると考えただけで、行く気にならないかたのほうが多いかと思います。
しかし、輸血や血液製剤を必要とするかたがたにとっては、血液は非常に大切なものですし、
さらにこれらは消費期限があるために、保存がきくわけではありません。
そのため、日々の献血によってのみ、それらを必要としているかたがたに供給できるものです。
自分としては嫌だなと思っても、自分がそれを必要な立場になったとしたらどうでしょう。
やはり献血は出来るだけしたほうがいいと思うことでしょう。
わかった。そんな誰かにとってとても大切なものだから、じゃあ献血をしよう。
そこで年齢制限69歳以下だったら問題なく出来るだろうというとそうではありません。
血液の濃さも当然にして必要ですが、普通のかたはそれ以外のこともクリアしておく必要があります。
わかりやすい言い方をすれば、大病をしていなくても、昔の成人病、今の生活習慣病というものに
なってしまうと献血ができません。
生活習慣病は30歳からはじまり40歳ぐらいから急激に増えてきますし、誰でもなります。
非常になりやすい、高脂血症、高血圧、糖尿病 これらの治療薬をひとつも飲んでいない人は
40歳以上になると珍しい存在です。
これらになるだけで献血出来ないとなると、献血をしてもらう側も困るため
薬の量が少ないならいいでしょうという扱いです。
健康だと見える人でも、薬のひとつやふたつは処方されているのは普通です。
そこからさらに年齢があがると、さらに薬をふやされることになります。
そうなると献血はできません。
これは見た目健康という人に限っての話で、大病をした、病気治療中となりますと
はじめからさせてくれません。
こうしますと、健康を自負しているひとでも、若いときから
生活習慣病などにならないときぐらいまでしか、大丈夫ですという
ことにはなりません。
その前に病気になれば、その時点で対象外になります。
私自身もついに、献血は献血定年(70歳)前に事実上の卒業をすることになりました。
治療中になってしまったからです。
そこそこの病気の治療となりますと、治癒したら大丈夫とはならず
5年ぐらい問題なく生活できていないと献血対象に戻れません。
私自身は献血しはじめてからは、結構なペースでやりましたから、
ここで卒業となっても、きっと日赤も許してくれることでしょう。
皆さんも、献血対象に入っているとすれば、すぐにでも献血をしてあげていただきたいと思います。
やりたくても年齢とともに出来なくなっていくからです。