消防団の入団時訓練をいまさら受講しましたが、結構ハードです
消防団に入団許可されると、辞令交付式にて辞令をうけとり、
消防団の知識として最低限これは知っといてという訓練と座学があります。
普段の消防団の活動拠点においても、もちろんある程度やれますが
例えば、ホースを転がして伸ばして、つないでいくといったことは
広いスペースがないと出来ませんし、伸ばしたはいいものの、毎回ホースを巻き直すという
作業も必要となります。
この巻取り作業が実は結構ハードですので、サポートのかたがたがおられないと何度も
この訓練はできません。
私の場合は、本来受講するべき日に受講できなかったため、いまさらというかたちでの参加になりました。
こういう訓練は、多くの消防団員のかたがサポート役や指示役として参加されますが
どのかたも、休日にわざわざですから、ご苦労さまという気持ちになります。
幹部のひとりのかたが、消防団を通じて得られた人間関係は一生大切にしてほしいということを
言われていましたが、まさに、私もそれが入団理由のひとつですから、納得しながら話を
聞いていました。
消防団がどのような感じの組織になっているかといいますと、ひとつは、長年やられている
かた、つまり先輩が偉いということになります。
格付け、職制もありますが、まったくの少数ですので、その他はすべてキャリア年数順です。
新人は私のようにかなり年配でも格付けとしては一番下ですから何やら微妙な感じを受けます。
空手では、帯の色が格付けとなっていて、何年稽古をしようが、何歳であろうが
すべて帯の色順です。
完全縦割り社会の空手ですが、稽古が終わると、それは普通の社会人として
の付き合いとなります。
消防団はキャリア年数が大切ですから、縦割りというほどではありませんが、
おおまかには縦社会があります。
ただ大まかであるがため消防団の活動を離れても、ほぼそういう感じで
付き合うことになります。
いろいろな団体に所属していますが、それぞれに独特な組織の特徴があります。
前日の劇団の稽古では20代10代のひとたち中心で、次の日いきなり年配の
多い消防団ですから、この年齢のギャップは何なんでしょうという気持ちになります。
言えることは、どんな年齢層の団体にも関わると、それぞれに面白い得ることが
なにかが見えてきます。