空手 やはり強い人は強い。勝つには攻める気持ちとそして体つくりも大切

怪我などで、いつも参加していた道場生が減ってしまい、それでなくとも減少傾向の
道場はさらに少人数となっています。

あれほどまでにいた道場生はどこへ行ってしまったんでしょうかというほど
少なくなっています。

私が休会していたほんの10年ほどで、これほどまで減ってしまうとは。
やはり新しく入られる人よりもやめる人のほうが多かったということになります。

道場生の数は減りましたが、はじめて稽古を一緒にすることに
なるかたもおられます。

そんなかたとはじめて稽古を一緒にやりましたが、私より一回りも大きい人で、まあ恐ろしいぐらいの
パワーを感じます。
ミットで受けるわけですけど、それでも衝撃はかなりのものです。

相手の打撃を受けるときには、呼吸をとめるのではなく、
吐くわけですけど、そうやっても効きます。

このパワーでモロくらったら、ガードごと当てられてしまい、ひとたまりもないでしょう。

私も小さいわけではありませんが、相手がさらに大きいわけです。

空手では大きな大会ですと、体重別になりますが、
それほどでもない場合は、体重差よりも年齢差のほうが優先されます。
体重の差よりも年齢の差のほうが勝負では効いてくるということです。

そのため、自分よりかなり大きい人と試合をすることもあります。
まともにやり合うと、体重差で押されてしまいますので、そこを技術や
気持ちで攻めていくことになります。

同じ道場生の試合を見ることもありますが、圧倒的な技術力で勝つ人もいますが
多くは、そうやって勝負がつくことはなく、攻め続ける強い気持ちを持っているほうが
勝利者になっています。

私自身も試合に出るのでわかるのですけど、気持ちで引いているというのが
動きでわかってきます。

一度引いてしまうと、攻めに転じるのは難しくなります。
そうせずに、ずっと攻めの姿勢でいる人は、判定でも好印象ですので、
ポイントをとれなくても、判定勝ちをおさめます。

とはいえ、体をつくるということも大切です。
それだけでアドバンテージをとれるわけですから。
それには稽古をするだけではなく食べることも必要です。

年齢が上がれば上がるほど体力をはじめとして、あらゆるものに、自信を失ってくることが多いでしょう。

そのため、どうせ負けるだろうと思う気持ちが常に先攻してしまい、
このひたすら攻める姿勢というのは、出来なくなります。

そうなるのは自然のように見えますけど、やはり試合で言えば
試合放棄または、棄権ということですから、決して自然というわけではありません。

年齢を負けの言い訳にしないように私も努力し続けるようにしたいと考えています。