公開放送で放送のやりかたを興味をもって見せてもらいました。もちろん出演者のかたの熱唱は素敵です。
アマチュアコンサートのPA担当になるということと被りますけど、公開放送の抽選に当たったので
見に行ってきました。
日本人のポップスなどのコンサートには一度も行ったことがなかったため、かなり喜んで見に行きました。
ジャズやクラッシクコンサートですと、チケットをゲットするために必死になる必要はまずありません。
海外ポップスでも誰でも知っているような超有名アーチスト以外は席を選ばなければ
取れるにはとれます。
その点、邦楽で見たいなあというグループとか歌手は、チケット争奪戦が繰り広げられているため
、取るのが面倒で見たことがありませんでした。
今回はそんな行ったことのない邦楽ですし、ライブの公開放送で出演者も多く、なんかとても得した気分です。
歌手以外の方の話をすれば、プロのお仕事ですから、なるほど、こうやってライティングするんだ、こうやって道具を移動させたりするんだ
など、感心することが多かったです。
その中でも興味深いのは、カメラワークというやつです。
遠隔操作と固定点のカメラが中心になりますが、歌手に接近するカメラマンの動きは
かなり面白かったです。
歌手やバンドにとって歌うことだけ考えれば、近づいてくるどころか中にはいってくるカメラマンは
邪魔でしかないはずです。
しかし映像として大切なのは百も承知していますから、それらをうまく自分たちの中に
入れるという感じでした。
それが顕著にわかるのは、坂系のかたが30人ぐらで踊りながら歌っていましたけど、
彼女たちをアップでとるために、至近距離で近づいて、それから踊っているグループの中にまで
入り込み、彼女たちは彼女たちで彼らをうまく避けて、カメラ目線を送ってました。
それでわかったことですけど、放送映像ですと、グループ全体を映すことはそれほどありません。
前列とかが中心です。
そのため、グループ全体の動きはそれほどわからないわけですけど、会場では逆に全体を見ているという
感じですから、彼女たちの見事な動きを堪能することができます。
ライブならではの特典といえます。
コンサートの裏方を、そして多分劇団公演でも裏方をやることになるかもしれない私にとっては
いい経験でした。
規模も違いますし、プロとアマチュアという違いもありますけど、目指すところは
同じですので。