音楽 人生はじめて遭遇したフラッシュモブ
フラッシュモブというのは皆さんご存じだと思います。
結婚式でもやられることがありますが、今はどこか大きな商業施設のスペースで突如
歌やダンスがはじまったりすることで気が付くことが多いのではないでしょうか。
フラッシュモブに遭遇したことなど過去に一度もありませんが、今回それに遭遇することになりました。
といいますと偶然のように聞こえますが、残念ながら偶然ではありません。
フラッシュモブをやるメンバーのひとりから、いついつどこでやるからと聞いていたからです。
つまり私にとってはフラッシュモブではなく、音楽を聞きに行ったのと同じです。
場所は横浜駅のビルです。
やることを教えてくれた仲間の担当が楽器でしたので、
ダンスとかではなく音楽であることはほぼ間違いありません。
しかし曲目は聞いていなかったので、どのような感じになるのかというのを楽しみに
その時間を待っていました。
さてその時間が来ました、すると空いているスペースに指揮者がひとりタクトをふっていて
その前にコントラファゴットを演奏している人がいます。
これだけで、すぐにあれかあとわかった人はさすがです。
コンサートホールではなく横浜駅ですから静かなわけがなく、楽器１台では音がまったく聞こえません。
そのため、何弾いているのかさっぱりわかりません。
そこにバイオリンが入ってきてようやくわかりました。
年末定番の第九の第４楽章合唱付きです。
演奏楽器がだんだんと増えていくわけですが、その増え方に合わせて演奏者が
集まってくるといった具合です。
そして合唱が始まる前にコーラスのかたが入ってきて、相当な人数となっていました。
コンサートホールではなく、横浜駅につながるビルの吹き抜け部での演奏ですが、
それだけの人数がいますと、迫力満点です。
フラッシュモブですので、この展開は予想は出来ましたが、まったく出来なかったことがあります。
３Ｆのフェンス沿いに立ってみていたわけですけど、その観客と思っていた数人は
コーラスをやられるかただったらしく、かなり近いところでソプラノで
歌われていて、これが迫力をさらに増していました。
それがまたうまいんです。練習を少ししたぐらいでは
やれるものではありません。
それなりの方だろうと思われます。
せいぜい１５分程度ですけど、何か得した気分になりました。
わかっていて、これですから、偶然遭遇したらかなりの感動じゃないかなと思います。
音楽の力はすごいです。