やりなおしの英語 その150 NHKのフィーリングイングリッシュはなかなかいいです
英語は少々やったぐらいでは自分のものにならないので、なかなか大変です。
やり直し英語はしっかりとやっていますがご紹介できるような失敗談や成功談といったものが
なかったため、なかなか投稿できませんでした。
もっと気合いれてやるべきでしょうが、他にやりたいこともあり、時間的には手薄な
感じです。
そんな中でひとつ紹介できるのはNHKの「フィーリングイングリッシュ」です。
前年度までは「大西泰斗の英会話☆定番レシピ」でしたが、
趣向を思いっきりかえての番組です。
ラジオ英会話を聞かれているかたであれば、定番レシピの内容は
ほぼ復習にあたるものですので、繰り返して覚えるということでは
よかったのではないでしょうか。
ただ、楽しく見てもらおうという制作側の意図は理解できるものの
そのために、内容が軽くなってしまい、この番組でしっかりと英語を勉強するぞという
ことにはならなかったように思えました。
大西先生が好きなかたであれば、ラジオ英会話の流れやレベルをここでも
あまり変えてほしくなかったのではないでしょうか。
私も途中から見るをやめました。
そして、それが終わったあとにはじまったフィーリングイングリッシュは
まったく違ったアプローチになっていて、こういった言い方は、
ネイティブならどういう使い方をするのでしょうという
ネィティブにあえて近づくような内容です。
見始めた当初は、我々がネィテイブとして会話をすることはまずないでしょうから
それを知るよりも、他のことを覚えたほうがいいという気持ちでした。
その結果番組を撮りダメしていただけです。
そんな撮りダメをしていたものの、見ることはなから消すかあと思ってみたものの
教材を使わずして捨てるというのが、これ性格的に出来ないわけです。
そこで、何を取り上げているかだけ見て消すことにしたんですけど、
やっぱり、少し見ちゃうわけです。
そうこうしているうちに、気が付きました。
確かに、ネィティブ使い方を多く知ったからといって
どこで使うんだというのがあるわけですけど、
出てくる文章やキーワードは決して新しいものではなく、これまでも
見かけてきたものばかりです。
英語もそうですけど、記憶したものを定着させるには、またどこかで、その文章や
単語に出くわさないといけないというのがあります。
この番組の内容はまさに、また出会うということに大きく貢献していることに
気が付きました。
過去に出会っていながら、ぼーっと覚えていたりするだけで、いきなり使えと言われても
使えないものが数多くあると思います。
そういったものを引き出してきて、使いましょうということで理解すれば
この番組は非常にいい番組になります。
新しい、知らない使い方だったとしても、再び出会うことによって、記憶として、
そしてすぐに使うことができるようになります。
やはり、教材というものは、使えない、だめだっていうものはないでしょう。
使う側の意識がその教材の有効性を大きく左右しているという気がします。