シニア コミュニティに馴染めるかどうかを判断するには1年はかかるので複数参加しましょう
シニアネタというわけではありませんが、年配者やシニアになってから
新しい人間関係を作ろうと思っても、それはかなりハードルが高いことです。
しかし、そういった方こそが、新しい人間関係を作っていく必要があるわけです。
何度も同じ話をしているかもしれませんが、バリバリとした現役時代は
いやでも周りが自分を必要としてくれますので、新しい人間関係など
あえて作ろうなどと思うことはありません。
ところが、その期間をすぎてしまうと、実は自分のことを周りはそれほど大切に
していなかったという事実が表面化してきて愕然とするわけですが、
そこから新しく始めるは少しつらいということになります。
経験上、あるコミュニティに参加することが出来たとしても、
そのコミュニティのひとたちに受け入れられているか
または、その場を楽しめるかといったことがわかるのは
1年ぐらいかかります。
ここについては年齢はあまり関係ないでしょう。
まず参加できるコミュニティを探すことから
はじめるわけですけど、同じような立場、たとえばリタイアしていれば
同じくリタイアしている人の多いところであれば、参加させてくれますし、
まあなんとかやっていけるでしょう。
しかし、そういうのではなく現役の人たちともずっと関わっていたいとなると
こちらはよくても、向こうが受け入れてくれないかもしれません。
そういうことで、参加させてもらえるところを探すことに結構時間がかかることになります。
それでようやく見つけて参加出来たとしても、私とは合わないなという人たちが
混じっているかもしれません。
そういうことは、すぐにはわからないわけですから、このあたりがはっきりするのは
やはり1年です。
1年でやっぱりだめだとなったら、また1年使うことを覚悟で新しいコミュニティを
探すことになります。
そのうち、嫌になってくるかもしれません。
そうならないように、少しでも現役バリバリだったときから時間がたっていないうちに
そういったところに参加して、その団体について自分なりに合う合わないを
見極めることが必要になると考えられます。
1年かかるわけですから、ひとつひとつやっていては、いくら時間あっても足りませんので、
複数の団体に所属することを私としてはおすすめしたいです。
多少忙しくなるかもしれませんが、当の本人の本業の負荷は減っていく方向にあるはずです。
そのとき忙しくて丁度いいということになります。
新しいことに挑戦するのは大切です。しかし、それ以上に新しい人間関係をつくって
仲間を増やしていくことがもっと大切ですので、そうすることを強くおすすめしたいです。