シニアになる前にやっておいたほうがいいこと  年配のかたが大声で話しているのは、寂しさから出るもの

シニアになった人たちが電車内で大きな声で話あっているのをよく見かけます。
実際は電車に限らず、いろんな場所で大きな声で話し合ってるようです。
それは周りからみるカッコよくないので、しないように今から気を付けておいたほうがいいという
話をかつてしたことがあります。

聴力に問題がありますと、お互いに大きな声にならざるをえません。
しかし、こういったケースでは電車内においては話を控えておられるかと思います。

迷惑になるかもしれないと自覚しているからです。

つまり電車内で大きな声を出して話しているのは、聴力に問題があるわけではないという
ことになります。

ではなぜ、そうやって大きな声で話すしかないのか?
私の中では、それは、何か話す内容において得意気になる気持ちをかつては抑えられたものが
老化のためか抑えることが出来なくなったからだと解釈していました。

この解釈は間違っていないと今も思いますが、ここ最近のシニアに近い人たちと接していますと
、どうもそれだけじゃないなっていうのがわかってきました。

それは何かと言いますと、タイトルにも書きましたが、普段の寂しさによるものです。
人と接すると嬉しくなって気持ちが高揚してくるというわけです。

さみしいシニアが多いため、誰かと話すことが嬉しくて仕方がないといったところでしょう。
つまり、孤独とまではいかないものの、それに近い状態のため、誰と話すにしても
久々に親友に出会って、話し込むみたいになっているのでしょう。

どちらでもいいような内容の話をことさら必死でしかも大声で話すのは
まさにそういったことだろうと考えています。

そうなりますと、そうならないようにするには、寂しさをなくす必要もいることになります。
シニア前ですと、寂しくならないようにしなくてはなりません。

まずは良好な人間関係を保ち続けることが大切です。保ち続けるでは不足で
新しい関係も作っていく必要があるでしょう。
関係が切れていくことも想定しなくてはならないからです。

もうひとつあって、人間関係の数に左右されないような趣味も必要でしょう。
ひとりで楽しめるという意味になります。

片方では人間関係をふやす努力をして、もう片方ではひとりでも楽しめるような努力も必要
となります。
このふたつをシニアになる前から努力していれば、シニアになったとして
決してさみしくはなく、たまに会った人とやたら大きな声で話す必要も
なくなってくるでしょう。

シニア

Posted by yannori