空手 お互いに励ましあうような関係をお持ちでしょうか。あればそれはあまりにも尊いことです。

空手関係では3つほど団体に関わっていますけど、試合に出るには
所属団体を通じてからしか参加できないのが普通です。

だからといって、どこかに所属していればいいということにもならず
試合主催道場の友好団体に限られるのも一般的です。

そのため出たいと思っても、伝統派空手に所属している人が、フルコン空手の試合に出るというのは
ほぼないでしょう。

つい最近気が付いたことがあります。

空手の試合は個人競技ですが、そこの道場の看板を背負っているとも言えます。
そのため、同じ道場生同志は同僚意識があります。

それがどういうことかというと、この道場を盛り上げるためにお互い頑張ろうといった
意識がどこかに働いているということです。

つまり、お互いに切磋琢磨して気合いれて頑張ろうという気持ちが自然に生まれるようです。

ようですと言ったのは、これまでまったくそのことに気が付いていなかったからです。

他の2団体では、そういった意識がまったくないのか、お互いに頑張ろうと
言われたことは一度もありません。

これは空手の話だけですが、学生のころから、または社会人から、同期、同僚、先輩、上司
そんな人たちから、お互いに頑張ろうって言われたことがかつてあったかというと
ないような気がしています。

お前頑張れよは言われたことありますし、自分でも言ってきました。
しかしお互いに頑張ろうは言われたこともないですし、言った覚えもありません。

しかし、その空手道場生のひとたちとは、お互いに頑張りましょうと言い合ってます。

この言葉はとても尊い言葉ですけど、いまごろそんなことに
気が付いて、ありがたいことだと思った次第です。

歳を重ねれば重ねるほど、自分から相手も励ますことはあっても
自分が励まされることはほぼなくなるはずです。

シニアになれば、それこそ誰もいなくなるような気がします。

それが普通なのに、年齢関係なく、お互いに頑張りましょうと言える関係が
空手の道場にはあります。

これは素晴らしいことだなと、今になって感動しています。
そういう関係があればあるほど、その人たちは幸せなんだろうと思います。

若いころに、そこでくじけるなよ、お互いに頑張ろうよと
先輩や上司に言われていたら、一生その人についていったような
気がします。

もちろん、今からでも遅くないわけですが。

シニア,健康,空手

Posted by yannori