シニア 歳をとると朝早く起きてしまうのは生体リズム変化のせいと言われていますが運動不足のせいと考えたほうがよい

昔から老人は朝早く目が覚めると言われてきて、ある年齢からは、実際に自らがそれを経験することになります。

なぜ早起きが出来るかというと、加齢によって、ホルモンや血圧といったバイタルと生体リズム
そのものが変化してくることによってそうなると解釈されています。

それはそれで正しい事実なのかもしれませんが、何かひとつひっかかるものがあります。
なぜかというと、早寝早起きというのは老人だから自然に出来るというものではないからです。
私の考えでは老人は早寝早起きではなくて、早く眼が覚めるということだけなんじゃないかと思います。

早寝早起きではなくて、単に短い睡眠時間で目が覚めるだけであって、遅寝でも早起きです。
早寝すると深夜に目が覚めるため、それ以降悶々としながら朝を迎えるってことじゃないかと。

深夜に目がさめたら、そこから起きて活動したらいいのに、そうはならず目がさめた、もう眠れないということで
ダラダラ朝まで時間をつぶしていると思われます。

よく眠れなかったと必ず自分で思っているはずです。

そんなことを考えていたわけですけど、たまたまそれらについて面白い記事が書かれていました。
確かに生体リズムのせいもあるだろうけど、老人はそもそもエネルギーの消費が少ない。
体が省エネになっているのに加えて、そもそも運動をしません。
つまり、疲れていないわけです。

疲れていないなら若者でもそんなに眠れませんから、
老人はもっとエネルギーを使え、運動しろ、そうすれば目が深夜にさめたりなんかしないと。

いかがでしょうか。この考えは私にはとてもしっくりいきます。
いやあ、歳をとって記憶力が悪くては、シニアが間違いなく口にする言葉です。
そんなことないんでしょうけど、自分に言い訳しちゃうわけです。

それと同じで、早く目が覚めるのは歳のせいだとこれまた自分に言い訳しているようです。
加齢によっておこることはありますし、老化ということによっておこることもあります。

しかし、本当にそれらによって機能が阻害されていることがどれだけあるのかというと
たぶんそれほどはないと考えていいのではないでしょうか。

メンタル不調ですでに不眠症になっているかたには、この考えは意味をなしませんが、
メンタル不調ではない人が、睡眠に何やら不安を抱えていたとしたら、
この考えを持てば、睡眠についてはかなり改善されること間違いなしです。

この考えを受け入れたら、とにかく若いときのように、疲れるぐらい何かを
するようにしたら睡眠の問題はほぼ消えるということです。
これを書いてる私もその考えに賛同してエネルギーを今まで以上に使うよう努力したら
睡眠が深くなり途中で目がさめるといったことがなくなりました。

睡眠が浅いのを老化とか、自分では解決できないものに転嫁するぐらいならば
この考えを使って疲れるほど動いたり、考えたりしてみましょう。
きっとよい効果が出てくるはずです。

シニア

Posted by yannori