はじめての楽器 沖縄の楽器三線(さんしん)を教えてもらいました
三線という楽器をご存じでしょうか。沖縄ポップスや沖縄の音楽を好きな人は
間違いなく知っている楽器ですけど、まあいえば、三味線に近いものです。
大きさなど、三味線と三線は同じものではないものの、大枠ではほぼ同じと考えていいようです。
その三線を演奏する前に、やったことない人に三線を教えてあげようというワークショップがあり
そこに参加させてもらいました。
私はスタッフなので、本来は楽器の数が不足していて、参加できないのですけど、
ちょうとそこに来ていた親切な知り合いが、自分で持ってきた三線を私に
貸してくれたおかげでやれることになりました。
三線など、近くの楽器屋に行っても置いてあるものじゃありませんし、触ることもできませんので
これはありがたい企画だとご厚意に甘えて参加させてもらったという経緯です
ギターをやってますから、簡単だなと思って楽譜みると、なんかよくわからない漢字が並んでるんです。
それはドレミファソと同じ音名だったんです。
音符で書いてくれるとか、ドレミで書いてくれるとかならまだしも、漢字では頭の中で紐づけが出来ないんです。
とはいえ、弦を押さえて音を出していくと簡単な音は自然に覚えていきます。
そのため、非常に簡単な曲はすぐに弾けるようになります。
ただし、音の出し方が私はピッキングをしてしまうため、ほとんど音が出ていないことに
あとで指摘されます。
もっと強く、叩きつけるように弾いてください。
そうアドバイスされて弾き始めると少しづつ音が大きくなってきます。
ギターの場合は単音よりもコードを弾く場合が多いのでストロークですから自然音が大きくなります。
しかもサウンドホールがありますし、筐体も大きいですので、そもそも大きく音が
出るようになっています。
言われて気が付くわけですけど、三線も三味線も単音です。
よってバチでしっかりとはじかないと音はなかなか鳴りません。
そしてフレットレスですので、指の置き位置で音程が微妙に変化します。
ただしですね。どのあたりを弾いたらいいかというフレットにあたるところに
目印がついていて、そこを押さえればいいことになります。
バイオリンなどはそれらのマークが一切ないため音によってポジションを覚えながら押さえないといけません。
バイオリンを大人になってから始めるかたはほとんどいないのは、音感を頼りにして弾くのは
大人では難しいからと推測されます。
その点三線は、ポジションが書いてありますし、仮に多少ポジションがずれていたとしても、それなりに音楽として
楽しめます。
バイオリンは音がずれているとたぶん聞けたものじゃないと思います。
その点、三線だとそれほどうまくなくても楽しめるという感じがします。
三線の練習会をやっているかたがいて、来ないと言われているので、ちょっと行ってみようと
考えています。