やりなおしの英語 その１５９ 英会話教室のレベルが上がってきています
３年前にスタートしたTOEIC教室が母体となって、他の初心者向け教室も出来ました。
両教室もかなりの人数にまで参加者が増えましたが、稽古事というのは
長続きしないというのが常識ですので、その常識に従うかのようにTOEIC教室
が閉鎖になり、初心者向け教室も閉鎖の危機に直面しました。
そうなった理由のひとつとして、教室を開催しているロケーションというものがあります。
これは開催する側としては致し方ない話ですが、参加者が限定されてしまいます。
会社帰り学校帰りで疲れているのに教室に通うこと自体つらいですけど、
それが遠いとなると、それこそ行きたくなくなります。
自然の摂理ではありませんけど、こうなることは致し方ないことです。
さてそんな閉鎖の危機を迎えている初心者向け教室ですけど、
現在の参加者はコアもコア、完全にコアメンバーとなっているため
休むことはありません。
ただコアメンバーだけだと人数が少ないため、ひとりでも休むとガタッと減った気がする
ほどです。
増えていく見込みもありませんし、それで教室を閉めようという話になったわけですけど、
このコアメンバーの英語学習の意識たるや非常に高く
教室が閉鎖になっては困るので、ずっと続けてほしいという要望が全員より出されました。
あとは教室の主催者の気持ちだけですが、先生としては、そこまで言っていただいて
ありがたいということで続行することになりました。
ここではテストのための授業ではなくて、会話をしてもらうための授業となっています。
TOEICで高得点をとれたからといって、英会話が出来るとならないとはよく
言われた話です。
TOEICのボキャブラリーや速度は、かなりのものですので、これで高得点をとるのは
やはりツワモノといえます。
しかしＬ＆Ｒですと英作をする、英文を作って話すという工程はありませんので、
そこの部分は評価としても勉強としても抜け落ちます。
今の英会話教室としてはそこまでの速度は必要ありませんし、さらにボキャブラリーも
それほど必要とされません。
とはいえ、それの練習をずっとするわけですから、ゆっくりながらも
会話をすることが出来るようになってきます。
そんな入室したときに単語しか出せなかった自分が文を組み立てれるようになったという進歩を
感じておられているのではと思います。
だからここでやめては元も子もないという強い意識をお持ちな人だけが現在のコアメンバーだろうと
思われます。
転職じゃないですけど、また新しい教室に馴染むには時間がかかりますしエネルギーも必要です。
コストもかなりかかるところしかないかもしれません。
そして遠くなるかもしれません。
仕事ならば、そんなこと言ってられないわけですけど、これはお稽古です。
自分のルーティーンになっている人にとっては、それは困るとすぐに
発言することが出来たのではないでしょうか。
コアメンバーの当初のレベルも知っていますが、英会話としてはかなりのレベルに上がってきているように
私は感じます。
やる気に支えられた継続がものをいってると私は感じます。
英語だけではありませんが、英語は特に継続が大切というのはここでも出ていると感じます。