はじめての三線 その1 三線を買いました
はじめてのシリーズがとにかく多い私ですけど、またも新しいシリーズとして三線をやることに
なりました。
文化祭で行われた三線のワークショップに参加したことをきっかけに、三線サークルに
加入しました。
沖縄に行ったこともなければ、特別に三線とかに興味があるわけでもない私がちょっとかじったぐらいで
なぜ急に三線サークルに入ったかといいますと、
沖縄が好きでそして三線が好きでという三線サークルの主催者が
私の英語教室の先生と同じ人だったということです。
皆さんもそうでしょうけど、私も人をみて動く人なので、その人のやっていることなら
面白そうだとなるわけです。
一度顔だしてみてよと誘われたので、少し顔を出してみたところ
サークルのかたがたが、冷やかし程度で来たかもしれない
私に非常に親切で懇切丁寧に教えてくれたわけです。
こういった方々がいるところから、やっぱり興味がないので
と次回以降フェードアウトすることは私には昔から出来ないため
再参加をします。
楽器はその場では貸していただけるのですけど、自宅練習を考えると
それは本来の姿ではありません。
そうなりますと、購入するという選択しかありません。
先日、サイレントギターを買ったばかりなのに・・・
そんな言い訳をしたい気持ちを抑えて中古ですけど購入しました。
三線がどういう楽器であるかは写真をみてもらうとおわかりのとおり
3本線のフレットレスのギターと思ってもらえばわかりやすいです。
ギターを弾いたことあるかたが多分多いでしょうから、アコースティックギターとの違いを
下記並べてみます。
楽譜
工工四(くんくんし)といって、ドレミに対応させた漢字が順番に書かれているだけです。
開放弦を含めたそれぞれの位置を漢字で覚えて弾くことになります。
基本チューニング
開放弦のチューニングにはいくつかあります。
ほぼレギュラーチューニングしか
使わないギターとはそこは違います。
ピッキング
ギターのピッキングと少し違っています。
和音はないので一弦ずつしか弾きません。
ギターですと、高速ピッキングを意識していますので弦はつまびく感じです。
三線の場合はダウンストロークだけですけど音をしっかり出すために強く上から下へ1弦ずつ弾きます
持ち方
ギターですとネックはほとんど床に並行に構えて、ボディは体に密着していると思います。
三線では、ネックは45度に傾けます。
さらにボディが体に密着するとボディの裏側から出る音が減衰してしまうので、こぶし一つ分
あけます。
そうなると、ネックやボディはやや床側に傾く感じになります。
つまり、ネックの指が押さえている位置はまったく見えません。
それは難しすぎるだろうと思うわけですけど、基本的に使う音が少ないし
一弦しかはじかないので、可能となります。
ピック
三線専用のピックがありますが、ギターのピックでダメとは言われないです。
チューニング
木の穴にこれまた木でできたカラクイを入れてそれを回していくわけですけど、
一度合わせると、それほど狂わないギターと違ってすぐにずれます。
そもそも綺麗に音が合わないです。
ギターチューナーを常時とりつけて使っているというのが普通のようです。
これでわかるわけですけど、音そのものは、そこそこずれていて
それで構わないといった演奏となります。
左手
細いネックに弦が3本ついているため、ギターのように握ると、使っていない指でミュートしやすいため
使っていない指はしっかり離すというのと、斜めに握らないようにする必要もあります。
ギターを弾けるので楽勝だと思いきや、基本のお作法がちょっと違っているため
意外と苦戦しています。