はじめての三線 その4 新しいカラクイを調整してもらいましたが、これを自分でやるのは無理
いきなりポキっと折れた三線のカラクイですが、さっそく購入して折れたカラクイと交換しようとしたら
びっくり。
太くてほとんど入らないです。
早速調べてみると、新しいカラクイは太く削られていて、それを自分の三線の穴にあわせて
削って調整する必要があるとのこと。
さっそく、動画を参考にしてみたものの、難易度の高さにあきらめて
本日の三線サークルのメンバーのかたに調整をお願いしました。
事前に、調整をしてほしいとの連絡を入れてあったために、調整のための
道具などは持ってきてくれるとのことでした。
さっそく新しく購入したカラクイと本体をその方にお渡しして調整をしていただきましたが、その様子を見ていて
これを自分でやろうとしなくてよかったという感じです。
この場合、一般的には三線専門店にいって修理調整をしてもらうそうですが、
3000円ほどかかるそうです。
私は1000円でカラクイを買いましたが、専門店だと3000円ぐらいして
調整はサービスだそうです。
別のメンバーのかたが自分でやられたそうですが半日かかったそうです。
やはり専門店に頼むのが一番いいということでした。
調整をお願いした人のやりかたですと、まず使う道具としては
太いカッターナイフです。
細いのは折れるので使えないそうです。
そして、電動ドリルです。
本体の穴あけは、失敗すると目も当てれない状況になるため、そちらは基本触らずに
カラクイを電動ドリルにヤスリを取り付けて削ったりしてました。
入るようになっただけでは不十分のようで、回してみて確認して、
さらに音を出して確認してと、いやいやこれは私では絶対に無理という
レベルで調整してくれました。
聞いたところによりますと、そこそこのレベルの三線を新しく購入したときは、すでに調整された
カラクイを予備でつけてくれるそうです。
折れて3000円ももったいない気がしますけど、それよりも三線専門店に
三線を持ち込むことのほうが大変ですから。
三線専門店など間違いなく自宅の近くにはありませんので。
こうしますと、メンテナンスだけ考えればギターのほうが数倍も
簡単です。
ギターですと振り回して何かにぶつけたぐらいの衝撃が加わらないと
ペグなんか折れませんし、もしペグを交換したいと考えても
ネジはずして交換するだけで誰でも出来ます。
これは歴史的に完成されているギターとまだまだ民族楽器の域を出ない三線との
違いかもしれません。
三線を扱うときは、カラクイは破損しやすいので、丁寧に扱うようにしましょう。
私もそうします。