はじめてのミニ四駆 その1 とりあえずやり方を教えてもらいました
ミニ四駆というのがブームだった時期があります。
私はそのときに子供ではなかったため、ミニ四駆世代ではありません。
そのため、多少興味があったとしても、これは子供がやるものだという感覚ですし
周りでは当然やっていません。
と思っていたのですけど、趣味の仲間が増えていくと意外なところで意外なことを知り
ミニ四駆をやっている仲間が近くにいるということを知りました。
ミニ四駆世代の人達は40歳とかになりますので、そんな世代の人たちです。
業務上の仲間に6人もいることを知りちょっと驚きました。
さっそく、リーダに連れて行ってよと頼み走行会に参加しました。
私のミニ四駆の知識は模型を作って、モーターを変更したりしてスピードを競うというものです。
それは全く間違っていなかったわけですけど、スピードを競う、つまりラップをあげるわけですけど
そのためには、走行を繰り返して調整していくという作業が必要です。
はじめて訪れたサーキット場は、走らせている人よりも、パーティションにそれぞれ
座って何かをやっている人たちのほうがずっと多かったです。
そうです、そこでは皆さん調整をしていたわけです。
会場は有料サーキットで3時間パックにしましょうとリーダに言われたわけですけど、
正直そのときは3時間も何するの?って感じでしたが、そうなんです、
走らせている時間よりも、調整している時間のほうがずっと多いわけです。
そのため3時間でもまったく長く感じません。
デビューですがそもそもマシンを持っていません。
借りに自分でマシンを作るにしても、予備知識がないため、簡単に作ることもできません。
作ることが出来てもたぶん走行できるぐらいです。
そこで、リーダにマシンを1台つくってもらいそれをもらいました。
いきなり走らせられる状態です。ところがコースアウトをしてしまうので
それをどうやって完走させられるかをリーダに教えてもらい
彼の道具で少しづつ調整をしてもらいます。
なぜ、そうやるのかとか、なぜこのパーツがついているのかを
教えてもらいながらやりましたので、それだけでも
結構な知識がつきました。
新しいことをはじめるときは、しっかりと人から指導を受けるのが
最善の策ですがミニ四駆もやはり例外ではありませんでした。
自分の力ではなくリーダの指導で走らせますので、結構満足できる
走りのものが出来ました。
リーダによると、コースはよく変更されるとのこと。
そのたびに、コースに合わせたセッティングをすることによって
自分のスキルを上げていくそうです。
ミニ四駆はもともと子供向けですので、強烈なレギュレーションが存在します。
基本性能を決めるところは、決まったものしか使えません。
例えばモータは、この中のどれかを使いなさいと決まっています。
電池も大切ですが、試合ですとアルカリ電池が供給されてそれで
レースをするそうです。
普段アルカリ電池など使っていたらいくつもの電池を消費しますので
リチャージャブルバッテリを使うのが普通です。
走る速度ですけど、かなり速いです。
たぶんやったことない人が見ると、こんなに速いんだと感心すると思います。
コースを走りきったあとは、次の人に交代するため、走っているマシンを
手でうけとるわけですけど、止めると結構な衝撃があります。
それぐらい速度が出ているということですので、オモチャだからといって
あなどれません。
私はマシンをとめる専用のやつがあるため、それでとめるようにしています。
今回はリーダにすべておんぶにだっこ状態でしたので、次は自力でやれるようにと
道具とかを買い揃えているところです。
ミニ四駆の素晴らしいところは、レギュレーションがしっかりと決まっているために
交換するにしても、なにかパーツを追加するにしても、決められたものを
決められたとおりに使う必要があるため、とにかく高いものを買えば
いいというふうにはなりません。
高いものとはいえ、パーツの金額はそれほどでもありません。
ここがミニ四駆の秀逸なところじゃないかと私は思います。
自動車やバイクに凝った人が湯水とも言える金額を出してパーツ交換やら
調整やらをしているのを近くでみて、その気持はよく理解できますけど
ワークスでもない限り、そんな高額なものに金を使うのではなくて
ミニ四駆で楽しんだほうが健全かなとも思います。