空手 私は一部ではちょっとした有名人かもしれません
空手をよくもまあ今も続けているなあと私自身が思うわけですが、
相変わらず続けているのは、それこそレジェンドが身近にいるからです。
そのかたからすれば、私など単なるガキというわけです。
私の知る限り、そのかたの年齢で試合に出ているひとは誰一人知りません。
伝統派のほうは疎いのでよくわかっていませんが、ことフルコンタクトでは
あり得ないというほどの年齢です。
ボクシングではウエィトによる細かいクラス分けがありますが、
空手はプロがないこともあり、試合に参加している人たちでクラス分けが
最終的に行われます。
どういうクラス分けかといいますと、技術、重量、年齢とこの3要素です。
もちろん性別はあります。
全国大会レベルですと、予選を勝ち抜いた人たちなので、技術が高いは当たり前です。
そのためボクシングのように重量のみ(といっても、軽量級、中量級、重量級、無差別級ぐらいですが)
でクラス分けされます。
ところが、一般的な試合では、重量のみだと不公平になりやすいので、技術や年齢を要素としてふやし
試合にでやすくしています。
しかし、現実的には、それだけのクラス分けをしても、40歳以上の参加者はかなり少ないです。
50歳以上というクラスがある試合では、参加者がいるいないというところまで人数が減ります。
そのかたは飛びぬけて年配であるのに、試合に出るだけではなく、優勝したりするのです。
試合にご一緒させてもらことがときどきありますが、会場ではそのかたに挨拶されるかたが
それは多いです。
周りから一目も二目もおかれているということがよくわかります。
このかたが試合に出ている限り私も出ざるを得ないといいますか、出ないのは
失礼だろうということで参加させてもらっています。
このレジェンドは例外としましても、私も周りからすると十分に年配なわけです。
先日の試合においては、まったく知らない道場主催の試合であったにもかかわらず、
私のことを知っているかたがたにお会いしました。
私がその年齢になったら、試合になんか絶対に無理ですなど
そんな話をしてくれました。
試合に出ているだけで尊敬します。
このように周りからすると、よくその年齢でやってますえという感心されるようです。
強くはないものの、年齢だけでちょっとした有名人になった気分でした。
何でも続けていると、続けていることだけでリスペクトされるようなこともあるようです
余談ですが、先日キックボクシングを再開したかたが、
私と同じ系統の流派のかたと試合前に練習でスパーリングをしたそうです。
総合格闘技ルールの試合でしょう。
そこではじめて、フルコンタクト空手選手とやったそうですが、うまく立ち回れなかったようで
ぼこぼこにやられて、試合前というのに肋骨おられたそうです。
そんな彼が、私のことをすごいですねと逆に尊敬してくれました。
実際は私がその人と試合やったら負けるんでしょうけど。