【Note】ヴォイストレーニングでもやはり女性が中心
ヴォイストレーニングを生まれてはじめて受けてきました。
講義はグループ・レッスンです。
弾き語りを自分で何度か録音をしたものの、やはり歌がやはり
貧弱でまあいやかっこつかないわけです。
ピッチもゆるゆるだし、かといってテンポが正確っていうわけでもなく
さらに悪いことにハリがないため、ミキサーで調整しないと
声が表に出てきません。
これじゃあ話にならないなと、ヴォイストレーニングを一度
受けてみようと思い立ち参加しました。
講師のかたがたは声楽家ですので、楽しさを失わないように配慮しながら
声を出すときは、こういうことなんですと、胸部から口あたりまでの人体の
イラストを書いて説明してくれます。
上顎は動かなくて、下顎だけがブランブランしていていて
それを筋肉で引っ張ったりして動かすんです、だから下顎の動きが
大切ですとか、そんなことまったく知りませんし
気にしたこともありませんので、まさに斬新です。
ヴォイトレは腹式呼吸をしましょうとそれだけ言われるものだと思っていたら
とんでもありませんでした。
腹式呼吸についても、歌は呼吸が大切なので、大きな重い猫を腹のあたりに抱えて持ち上げる感じで
呼吸しながら歌うのですという説明には感心しました。
わかったことは、発声に関わる体のいろんなところをリラックスさせて
呼吸も楽に行えるようになることがまずは大切とのことです。
オペラ歌手のかたで体格のいいかたが多いのは、単に太ったのではなく、
トレーニングによっていい声を出すための体になっているという話を聞いた
ことがありますが、まさにそれを裏付けるかのような解説でした。
歌は声帯を中心とした喉元あたりで歌うのではなく、身体全体を使って
歌うものだということでのようです。
いやあ勉強になります。
歌うとは身体を使って歌うということのようです。
このように歌い方についての講義は完全素人の私にとっては
なるほどと思いながらも実はよくわかっていなかったりします。
何回も講義を受けているうちに多分その意味がわかってくるのかなと
思います。
私ははじめての参加でしたが、これもまったく知らないため
驚いたことがあります。
それは目や耳といったものは、歳とともに、どうしても衰えるものです。
ところが声は、簡単には衰えないので、何歳からでも鍛えることが
出来るというということです。
特に高音については何歳からでも鍛えれば高い音がだせるようになるそうです。
つまり歌は一生にわたっての趣味に出来るということになります。
なんて素晴らしい話なんでしょう。
歌を歌うとはこんなに素晴らしいことなんだと感激した次第です。
そして最後に言いたいのは、このグループも女性率が全体の90%を超えてました。
具体的にいえば、男性は私含めて2人だけでした。
私が通っている一生の友にできる英語の教室も90%女性です。
さらに一生の友にできるであろうヴォイトレの教室も90%女性です。
女性は物事の本質を見抜くのが男性よりも数倍優れているようです。