【NOTE】ボランテイア活動をやるなら、やりたいことを決めてから、参加してみることが大切

ボランティア活動を一度ぐらいはやりたいと思うかたは多いでしょう。
とはいえ見返りを期待しないわけですから、見返りなしの時間を多く使える
人でないとなかなか出来るものではありません。
そのため学生、シニアのかたの比率が高いのは仕方のないところです。
では、そういう時間が出来れば誰でも充実したボランテイアがやれるかというと
経験上そうではないと言えます。

高校生ですと、大学によっては総合選抜方式のスキルとして認められますし、
大学生ですとボランティア講座がありますので、その授業の一環として
紹介してくれたりします。

クラスメイトなどと一緒だとより参加しやすいでしょう。

しかし、これが社会人となると、自由になる時間が減ってきますので
時間的にボランテイア活動は限定されてきます。
シニアになりますと、時間は出来るものの、参加できるボランテイアの
種類が限定されてきます。
気力と体力が若いころと同じというわけにはいかないからです。

自治会や町内会でボランティア募集があり、それに参加するというのは
とてもやりやすい方法です。
しかし掃除とか植栽とか小学生の通路見守りなど、かなり限定されてしまい
それだけでは充実したとはなりにくいです。

そんな私も去年の春あたりからボランティア活動をもっとやってみるかと
活動してみましたが、はじめはなかなか手ごたえがほとんどありませんでした。

ボランテイア活動というキーワードでいろんなところに参加しましたが
男性ではリタイア組のかたが多く、女性もリタイア組世代の
主婦が中心で、いいかたはよくないですが活気があまりない。

ボランティア活動ときけば、外側へ向けてのことを想像すると思いますが
実際は内側へ向けての団体が多かったです。

シニア世代中心だとそれは当然で、いまさらつまらない苦労などしたくはなく
仲良く楽しくしたいという意識が中心となるからです。
共通の趣味をもった人たちがあつまり、イベントを開催することによって
市民活動として貢献しようというかたちが一番多いです。

外向きのボランティアをしたい、例えばハンディをお持ちの人の支援とか
そういうことを考えても、そのような団体は少なく、これはというのは
自治体中心で運営されていますが、そちらはボランティア登録したところで
活動チャンスがあまりありません。

スポーツボランティアというのがありますが、これも大きな大会ですと
主要なボランティアと思えるようなところは、企業とか学校とかに
占められていて、一般参加ボランティアは、ここはボランティア必要ないんじゃないのって
いう扱いのところになります。

このように、活動に参加しても参加しても、これは私がやりたいことではなかったため
私は方針を変えました。ボランティア活動というキーワードではなく
自分のキーワードを決めてそれに従って動くことにしました。
出来るかどうかはおいといて、自分でやりたいことを決めて動くわけです。

これはしばらくすると効果が出てきました。
やみくもに動いていたときと違い、知識も積み重なりますし、なんといっても
各団体がゆるいながらもつながっていたりして紹介が紹介を呼んだりして
ネットワークが自分の中にできてきたりします

ここからはかなりの速度で自分のやりたいことに近づいていきます。
仲間も増えます。

やりたいことを決めてからやるという至極当たり前のことですが
実際にボランティア活動をやろうとしても、選択肢があまりにも少ない
気がして、そんなことは出来ないと思うことでしょう。

しかし、そこはあきらめずに、進めていくのが結果として自分のやりたいことを
やるための近道かなと思います。

シニア,英語

Posted by yannori