【NOTE】ワインを勉強するとワインコーナに行くと楽しくてしかたがない

ちょっとしたきっかけでワインの勉強をやることになった私の実体験でいえば
それを通じてワインで有名な国については、州やその国の主要都市に詳しくなることと
ワインにあう地元料理にも詳しくなります。

なんらかの理由で詳しくなってくる国があったとしても、生活レベルにまで
詳しくなるわけでもありませんし、またその必要もありません。

サッカーが好きでプレミアムリーグやラ・リーガをチェックしていても、
イギリスとスペインのチームのある都市は覚えますが
そこで、何が有名だとかまでは覚えることもありませんし、その必要もありません。

それがワインとなりますと、衣食住の生活レベルですので生産地域を細かく覚える必要があり
その地理や歴史の中に、料理であったり、有名な建造物だったりが出てきます。
そんな世界のことについて、教科書以外で勉強することになるのはたぶんワインだけだろうと
思えます。

それについては以前のNOTEで書いてみましたが、そうやってワインの知識を取り入れていきますと
本来は常識としても知っておかないといけなかったかもということを
今更ながら覚えていくわけですけど、そのおかげで、すぐに効果が表れるのは
海外のニュースとか海外を取材した番組なり動画をみたときです。

これまで、海外のことなどある意味別世界であって、そうなんだ、そういうところもあるんだ
と思うだけで、まったく印象に残らかなかったことが、自分の知識とひもづけられると
いきなり興味深くみることができます。

かつて訪れたことがあれば、当然興味をもてますが、訪れたことがまったくないところも、
まるで一度行ったことがあるかのような気持ちで見ることができます。

自分の地理的な興味の範囲が広がったということだろうと思います。
天体観測に興味のあるかたは、まさに地球をとびぬけたところに興味があると言えますが
そのようなものでしょう。

そうやって、自分の中で知識が増えてきたなと思うと、次に面白くなるのは
スーパーや百貨店のワイン売り場やワイン専門店などです。

店のお酒コーナにどのようなお酒が置いてあるかというを気にしている人はまずいないでしょう。
スーパーなど量販店でお酒は入手できるものしか置いてありません。
日本酒の酒蔵は結構な数ありますが、置いてあるのは、ほぼ決まったお酒です。

ウィスキーなども世界から集めたらかなりの種類がありますが、手ごろに入手出来るものは
それほどありませんので、ほぼ同じものしか並んでいません。
焼酎なども同じです。

ところが、ワインだけは様子が違います。
店によって、まったく違うものが並んでいます。

しかも、同じものがいつまでも並んでいるわけではなく、次々と変わります。
そのおかげで店にいって、ワインのラベルを全部見るだけで、結構な時間がかかります。
自分の知識ではおいつかないものももちろんありますが、そこがまたいいです。

手ごろなもので気になったものはそのまま購入して、自分なりに評価を下すということを
すればかなり楽しいものになります。

このようにお酒売り場はワインやスパークリングワインのラベルを見ているだけで
買わなくても楽しい場所になります。
ワイン知識を持っている人の特権かもしれません。