【NOTE】外国語を学習するのは自分のスキルを上げる以上に異文化を知るために大切

今ごろドイツ語教室に通っている私が今になって気が付いたことです。
はっきり言ってしまえば、私にとってドイツ語が必要な局面は今もこれからもないでしょう。
母語以外に英語が出来る外国人に
日本語を教えたり、学習支援をしたりするときに使うことがありますので
英会話が少しできるは実際に役にたちます。
本来は英語を使わず日本語だけで相手したほうがいいわけですけど、
限られた時間ではそうも出来ないときがあります。
難しい内容について、日本語でお互いに通じないことのイライラを
最後英語が救ってくれます。
若い世代ですと、英会話でこれからのビジネススキルをあげるんだ、
コミュニケーション能力をあげるんだ、
グローバルに生きていきたいなど
語学習をする立派な目的がありますし、それをやりきれば
しっかりと努力に対する報酬があることでしょう。
それが社会人でそこそこ経験を積んできた人にとっては、今実際に英語で
仕事をしているわずかな人を除けば、英語力はさらにあればいいけど、
現状の英語力でも困ることはないということになるかと思います。
そんな甘えが私のように何度も英語学習を挫折させることになるのでしょう。
今でこそ外国人のかたがた相手に英語を使う機会がありますけど、
もともとあったわけではありませんし、英会話を学習するモチベーションを
ささえるものはひとつをのぞいて何もありませんでした。
ひとつあるならいいじゃないかと言われそうですけど、
それは過去の自分を振り返って、投資をして一番結果が出ないものは何かと
考えたときに、一番に出てきたのが英会話でした。
なんか悔しいなと、よしこれを最後の挑戦にしよう、と決めてはじめました。
やめたいと思ったときには、「やめてもいいけど、ほんとにいいの最後のチャンスだよ」と自分に
問いかけます。
こうすると挫折一歩手前で引き返せます。
そうしているうちに、それなりに力がついてきて、英語を使ってみたいなとなります。
はじめは欧米人と友達になりたいと思うわけですけど、実際には欧米人はインバウンド
で来ているケースが多く、友達というほどにはなれません。
それよりも英語を使える外国人の人と仲良くなるほうが、数段やりやすいです。
英語を少し使えると、相手の文化や考え方など
を直接聞けることができます。
私なんかもそうですが、教科書で覚えた、仕事で海外に行ったなど非常に限られた国の
限られた情報しかもっていません。
それが、国の名前は聞いたことあるけど、どこにあるのとか、そういうほとんど知らない
国のひとたちの話を聞いているうちに、彼らは日本の文化を理解しようとしていると同時に
彼らの文化を理解しようとしている自分がいます。
結論的な話としては、英会話(英語は他の言語よりも勉強していますから)をやると
外国人のかたがたと直接に、まったく知らない聞いたこともない文化を教えてもらうことが
出来るため、見えない知識というものを吸収できまさに見識が広がります。
今頃気が付いた、英会話をやることによって得られる一番大切なところがそれだと思います。
ということは、一生やっていてもその価値あるのが語学習じゃないかとも言えるでしょう。