やり直しの英語 その61 「老人と海」を読んだので、訳本で確認してみたらVOA Everydayが見つかった
Kindleで読んでいる「老人と海」はほとんど終わりです。
やっとたどりついたかというほどではありませんが、なんかわかったようなわかってないような
箇所がいくつもあるため、それらを読後確認する方法を考えたりしてました。
これほど有名な作品なので、誰か英語の授業として解説しているかたがいるだろうと調べてみました。
まず、この本で英語を勉強しましょうという本が確かに存在します。
こういう本を購入するのもありかなと調べていくうちに、VOA Everyday というサイトにたどりつきました。
このサイトはVOAと青空文庫の内容をリンクしているらしく、VOAですから英語学習者がとっつきやすいであろう
作品が掲載されています。
そこに「老人と海」も掲載されていますが、なんと、オリジナル文章のワンセンテンスごとに
音声が出るようになっていて、それだけではありません、青空文庫ですから、日本語訳も見れるようになっています。
これはすごいです。
全部読み終わっていないうちに、はじめの文書の訳などを読んで、解釈に間違いがないかを確認してみましたが、
日本語訳は実に素晴らしいです。
洋書は日本語に訳す作業はしないで読まないといけないため、せいぜいスラッシュリーディング程度の訳です。
私の英語の先生によれば、それすらしないようにしたほうがいいと言われていますが、それはなかなかできません。
訳することは要らないとはいえ、あらためて、日本語訳を読みますと、自分の中に入ってくるイメージの
強度が違います。
やはり私は日本人ということです。
ここまでのレベルにはならないにしても、これに近い状態を英語で目指していくということだろうと思います。
わかりやすい目標が出来たなとちょっとうれしくなったところです。
ちなみに、次はシャーロックホームズあたりかなと思っていたところ、このサイトにはそのシャーロックホームズも
載っていました。
どの洋書を読んだらいいかは、いろんな方のサイトを参考にさせてもらっていましたが、「老人と海」のように
このサイトに掲載されているもので面白そうなものを先に読むのが一番いいようです。
しばらくはそうする予定です。
ここで素朴な疑問を持たれた方がいるかもしれません。
だったら、Kindleは要らないんじゃない?これだと無料だし。
そうではありません。Kindleは本を読む道具として最強のマシンのひとつであり、
英語学習者にとっては、単語を即座に調べることができる、また場合によっては、センテンスも訳してくれるということで
このマシンの重宝さは今もかわりません。