やり直しの英語 その66 TOEIC時間配分の黄金律

偉そうに言えるほどの得点力はないですけど、それにしてもこのようにすればいいだけはわかっているつもりです。

安くないテスト代はらって、休みの日にわざわざ出かけて行って、テスト帰りには敗北感しかないとなると、受けなきゃよかった
と真面目に思ってしまいます。
テスト結果も楽しみになど出来るわけがありません。

私がまさにそうでした。

しかし、これが出来ていると無様な敗北感を味わうことはありません。もっとも、テスト結果がいまいちだったは当然あります。
それでもいいんです。自分の力を出せたので。敗北感は出来ない自分に情けなくなるというよりも、自分の力をまったく
出せずに終わったほうにくやしさがかなり残ります。

おかしい。私は英語の成績は悪くないどころか結構よかった。なのになぜまったく手も足も出ない状態になってしまったんだです。

私も考えてみたんですけど、よく考えたら、このテストは英語出来る人でも満点を簡単には取らせないようにしているわけです。
それも意地悪な問題を入れることなく。
となると、どこでそうしているかというと、英語量です。
大量の英語をあたえて、リーディングですと時間内にいかに正確に内容を理解するかです。
ヒアリングですと1回聞くだけで、いかに多くの設問に答えられるかです。

つまり英語を理解するための速度をはかっているような試験です。

そもそもテストはマークシートですから、こと細かく理解する必要はなくて、要点を選択肢のなかから選べたら正解です。

ここから大きな目標は決まってきます。
やり直しの英語でTOEICを受けるぞとなったときは、以下をテスト対策の目標にするべきです。
それが出来ないうちは、何回受けても、敗北感を味わうだけで、テストの成績も低空飛行で
ちょっとした点数の上下で一喜一憂という感じになるしかありません。

テスト代がもったいないということです。

その目標はずばりここです。

ヒアリング
パート3と4で設問の先読みが出来る。
つまり問題文を聞いている間に答えを埋めていくことができる。

リーディング
パート5、6 それぞれ10分
パート7 シングル25分
     ダブル、トリプル 30分

で答えをかく。

ボキャブラリーを増やしなさいとか、こうやって勉強しなさいとか
そんな話は他の高得点を取られたかたの話を聞いてもらったほうがいいでしょう。
ただ、言えることは、TOEICについてもそうですけど、他人がやった方法は
ほとんどの場合自分に当てはまりません。
なぜなんでしょうね。
たぶん、本当に苦しんだところをご本人は忘れているんじゃないでしょうか。
だからそこを教えてくれないため、試した自分だけが出来ないような気がします。

ここでは正答率の話はしていませんが、この目標は結構つらいです。
ある問題で、選択肢を迷って考えてしまうなどを少しでもやると、この目標は達成できません。
迷ったときは、番号の若いほうだぐらいの勢いで進めないとだめでしょう。

これの練習方法ですが、本番と同じ形式の模擬テストを使うしかありません。

ほんの最近ですが、この時間どおりにはじめてマークし終えることができました。
2年かかったことになります。
正答率は大したことないのですけど、易しいところは確実に答えることが出来ていて
各パートの得点バランスがいい感じになっていました。
易しいところは解けて、難しいところは間違う。
こんな当たり前のことがなかなかできなかったわけですけど、時間どおりにやれると
このとおりになります。

自分の実力がテスト結果にではじめた記念すべき日かもしれません。

ようやく、土俵に上がれたかなという気持ちです。

TOEIC,英語

Posted by yannori