料理するよりも大切な「ゆでたまご」の作り方 いまごろ半熟卵の作り方を覚える
料理は主婦のかたのように、どうしてもこなさなければならない家事の一部にすると苦痛ですが、
そうではなく、余裕があって個人の楽しみとしてやれるようになれば、かなり楽しいものです。
私も失敗しにくい料理を中心にいろいろと作っては食をして楽しんでます。
いまどきはいろんなかたのレシピが公開されていますので、それを見るだけで、ほぼ間違いのない
ものが作れます。
私が参考にするのは、主に食品会社のものです。
例えば、うどんだったら、小麦粉を作っている会社のレシピとかです。
手打ちうどんについても、いろんなかたがいろんなやり方で試されて公開していますが
やはりいい感じだなあと思えるのは、小麦粉の会社のレシピです。
そんなこともあって、そういった食料品を供給されている会社のサイトをのぞいてみて、
そこから試すことが多いです。
そんな料理の成功失敗を載せていこうと思っていますが、そんな料理の前にですね、
自分でもこれはいいと思ったことで 卵のゆで方がというのがあります。
ゆで卵を作るときには、だいたいこれだと何分ぐらいとか、かなり適当に作られているんじゃないでしょうか。
半熟だとこれぐらいだなとか。
出来上がりをみると、まあまあ出来たかな、いやもう少し固くなってほしかったななど、どちらでもそこそこ適当じゃないでしょうか。
基準の時間はあるものの、それを守ったからといって、個数にもよりますし、ゆでる鍋にもよるといった感じでしょうか。
私が卵でやったことといえば、殻をむきやすくするために、たまに底を少し割ってから投入するといったことぐらいです。
あと温泉たまごなんかもツールを買ってやったりしました。
最近一人暮らしの人の栄養というものを考えるとゆでたまごを常備しておくというのが推奨されています。
ゆでたまごだとすぐに食べれますし、栄養価が高いです。
そこでたまたま、半熟卵をいつも作りたいというお話をもらったんですけど、出来がどうもばらつくということで
そこをなんとか出来ないかという依頼です。
こういうのは、ネットをみれば、やられているかたがいるだろうと、調べてみました。
結構詳しくいろいろとやられている方もおられて、酢や塩をいれたほうがいいという話も出ていました。
いろんなかたの、作り方をみて、あまりにも当たり前だけど、それをやっていなかった自分を見つけました。
ゆでる時間を計る前にですね、毎回条件を同じにしておくということです。
具体的にいえば、卵は冷蔵庫からもってくるのか、それとも常温の置いてある卵を使うのかです。
それをすぐに入れるのか、ゆっくりといつものペースで入れるのか。
さらに、水の状態からゆでるのか、それとも沸騰したところに入れるのかです。
ゆでる鍋の大きさや、水の量(つまり卵を入れた状態でどれぐらい水面が卵の上か)も多少影響します。
そして、なべに蓋をするのかしないのかもです。
ゆでたあと、すぐに冷水につけるのか、ごく普通にゆっくりと取り出して冷水につけるのかです。
このあたりを適当にしているため、時間を計ってもばらつくという当たり前のことに気が付きました。
そこで、一番多いパターンをその標準として次のようにしました。
決まった鍋で必要な個数の卵を入れても十分に浸すことが出来る量の水を沸騰させます。
沸騰したら、冷蔵庫の卵を次々にその鍋に入れます。
沸騰しているため、手で入れると上からになり、割れてしまう恐れがあるため、お玉などを使って丁寧にいれていきます。
そこから時間計測をはじめます。
(この時間については何回かやってどれがいいかを試していくしかありません)
時間経過後は、火をおとして、すばやく、水道水にさらします。
ある程度さらしたところで、それを取り出します。
私の場合は9分がベストです。
半熟でありながらすべて固まっているといういい感じの半熟卵が何度やっても作れます。
こんな当たり前のことが長い間出来なかったとは、不思議な話です。
これはたまたま偶然なのですが、別の方から、わけあってどうしても半熟卵を作りたいんだけど
うまく出来ないというご相談をもらって、さっそくこれをお教えしたところ、
それはもう喜んでいただきました。
この半熟卵のはなしは、おいしい料理を作るといった話よりも重要かもしれません。