シニアになる前にやっておいたほうがいいこと やりがちなことでやめておいたほうがいいこと

人のカッコ悪いところを自分でもやめるようにしたら、カッコいいとまではいかないものの、その手前までは行くのでは、

といった話をしました。
例えば足腰が悪いわけでもないのにノソノソと動きが遅いのはカッコよくないので、なるべくスタスタ行動をしたほうがいい
ということです。

そうやって他人のカッコよくないなあと思うところを自分で気を付けたほうがいいということですが、非常にありがちで
シニアになると、それになかなか気が付かないことがあります。

そのひとつは、公共の場所でのシニア同士の会話です。
シニアが集まると、まあ老人という言い方をしてもかまわないかと思いますが、集まる気のある人たちが集まったり、
気の合うひとと一緒だったりしますと、声のトーンが高くなりそしてボリュームも大きくなります。

そういう人たちに出くわしたときは、きっと聴力に問題があるので、自然とそうなってしまうのだろうと私は思ってました。

もちろん、そのような方もいますが、多くのかたはどうもそうじゃないようです。
これは推測ですが、公共の場所と、私的な場所で区別をして対応するということができなくなっているのではないでしょうか。

もうひとつ言い方を変えれば、周りを気にすることができなくなっているともいえます。

例えば電車やバスに乗っていて、なんかうるさいなと思って振り返るとほとんどが結構な年齢のかたがたです。
クラブ帰りの学生なんかが、楽しそうに騒いでいる場合もありますが、出くわす時間帯がそもそも限られていますし、
話も明らかに学生だなっていう内容で若いが上の内容なので、さほど不快感はありません。

ところが年配のかたで大きな声で話している内容は、そもそもそんな話を誰も聞きたくもないといった話が多いので、
不快感が出ます。
大きな声で文化的な話をしているのを私は聞いたことがありません。
他人のあれがどうしたこうしたみたいな話が多いです。よくいう井戸端会議的な内容です。

確かに楽しいとは思うんですね。そういう内容で言い合うのは。
問題は、TPOです。
そこがおかまいなしになるのがシニアに多い傾向だと思います。

これは自分が自らやらなくても、相手からそうやって話しかけるとついのってしまうことになります。

そうなっても、一緒にならないようにするのがカッコいいシニアじゃないかなと思います。

特別迷惑をかけている話ではありませんが、車内で電話をかけているのと同じあつかいで、
周りに不快感を与えます。

若い学生たちに「少しうるさいかもしれないよ」とやさしく注意しているところを聞いたことがありますが、
その人でも井戸端会議的な、シニアたちに「うるさいです」とはきっと言わないと思います。

その理由のひとつは、こんな人たちに言ったところでどうせ聞きやしないどころか
逆切れされるかもしれないのが嫌だろうと思います。

つまり注意されることはまずありませんので、余計それが当たり前になってしまうわけです。
そんなことでいいのでしょうか。

よくはありません。シニアになる前にいつもそうならないようにと気を付けておく必要があろうかと思います。

シニア

Posted by yannori