やり直しの英語 その83 語学は自転車と同じという話を聞いて納得してしまった
英語は自転車の習得と同じように考えるべきだという話を聞いてかなり納得してしまいました。
この話の前に、なるほどと納得していた英語教材の著者の意見ですけど、英語をいきなり習得することはそもそも無理である。
英語を習得するには、まず英語でのやりとりを機械的に出来るようにならなければならない。それが出来るようになったらはじめて
内容について深く知っていくようにすること。
それなのに、これらのステップを踏まずに、いきなりネィティブと話ができるようにと学習をしても、それは無理である。
これは自転車の話と同じです。
はじめは反射的に出来るようになる技術的な部分があって、それが出来るようになっていないと、いくら時間をかけたとしても
進歩しない。
ここがさらに大切なところですけど、一度機械的なところ、技術的なところが出来るようになると、それを忘れることはないところです。
自転車に乗るためには、10m程度走れるようになるまで、必死で練習をする。
それで乗ることが出来るようになれば、それ以降まったくやらなかったとしても、
下手になることはあっても乗れなくなることはない。
私と同じようにやり直し英語をされるかたは多いかと思いますけど、自転車に乗れていたのか、
自転車に乗ったことがないのか、といったことで同じやり直し英語でもかなりの差が出ることが予想されるわけです。
この話は、英語学習をどう進めないといけないかを示唆してくれます。
自転車に乗ったことない人(英語の基礎がないひと)は、やり直しをするにしても、いきなり相当な時間をかけて、
技術を習得する必要があるということになります。
毎日1時間とか、そんな時間で区切るような話ではだめだと言われていますので、英語しかやらないぞとか
そんな勢いに一度ならないといけないということになります。
それは無理ですというのであれば、英語が出来るようになることは永遠にないと認めてしまうしかありません。
自転車に乗ったことがある人は、毎日1時間でも確実に英語力が伸びていきますから、まずは継続することを
こころがけることになろうかと思います。
多くの人は認めたくはない話かもしれませんが、英語を知り尽くした人たちが語っている内容ですから、
残念ながら事実として認めてしまうしかありません。
自転車に乗れないからといって、あきらめる必要はありません。
気合入れて、単純な機械的なことができるように、集中すればいいということですから。
そこだけやればいいということにもなります。
このサイトは1mm進めようということでしたが、このケースに当てはまる英語学習者は1mmではだめです。
毎日3mぐらいは進まないといけないということになります。
私もそっちの自転車に乗ったことないほうの人なので、気合をさらに入れたいと思います。