やり直しの英語 その87 単語ではなくまとめて解釈することが大切
これも小川さんの話からなるほどと思った話ですが、ボキャブラリが不足していると
英語は使えませんし聞くことができません。
では十分なボキャブラリがあれば、英語は楽勝なのか?
私はそう思ってきたために、単語をやたら覚えることもやってきました。
確かに、わからない単語が以前よりも減りますから、わかるための素養が出来てきたと感じることはできます。
しかし、例えばヒアリングがやたら出来るようになったという感じは全くしませんし、
実際にテストしてみると、ほとんど変わらない状態であることに気が付きます。
なんだ。ちっとも上達していないとがっかりするわけですけど、ここで小川さんの話が出てきます。
単語単位で聞いていても、そになやりかたではわかりませんよ。
日本語を考えてみてください。
日本語で話している内容を単語単位で聞き取ろうとしていたら、どうでしょうか。
内容はわかりませんよね。
これはなるほどです。
私は単語さえ理解できれば、どうにでもなると思ってましたが、そうなんです。
ブロックで理解できるようにならないと、全体が見えてこないのは日本語も同じです。
スラッシュリーディングというのが英語の参考書などではよく出てきます。
スラッシュブロックで理解しなさいというものです。
今は、この方法は、あまり推奨されなくなってきましたが、まあいや、スラッシュリーディングと
よく似ていて、もっと小さなブロックでいいから、そうやってまとまりで理解していかないと
文など理解することは出来ないというわけです。
よく使われる短いセンテンスは覚えましょうというのは誰でも理解できます。
しかし、長いセンテンスでも、小さなブロックで理解していかないと理解できないとまでは考えていませんでした。
単に、理解力がない、ボキャブラリが不足しているというせいにしていましたが、どうもそれだけではなく、
数語単位で理解するという努力をしていないことによりそうです。