ドラえもん 今見ても本当におもしろい
国民的アニメといえば、サザエさんとドラえもんを思い浮かべるかたも多いでしょう。
では、週刊の雑誌や、単行本を読んでいたかというと、私などは買って読んだことはありませせん。
これらはテレビの影響が大きいため、買って読む必要がなかったとも言えます。
とはいえ、サザエさんを小さいお子さんがみることはまあないでしょうし、ドラえもんをいい大人が見ることもないかと思います。
小さい子がアニメのキャラクターを好きになっていく順番として、男の子であれば
アンパンマン おさるのジョージ 機関車トーマス とそれらを好きになっては飽きて次に移る
といったことがおこります。
このあたりから小学生ですから、TVゲームをやりはじめるため、ポケットモンスター、マリオといった
キャラクターに夢中になります。
子供は大人とちがって、とりあえずこれで我慢するかなどといったことはしませんので、新しく好きなものが出来ると
前好きだったものに、まったく興味を示さなくなるのが普通です。
お子さんをお持ちのかたなら、すでに経験済みかもしれません。
あまり思い出せませんが、我々もきっとそうだったのでしょう。
TVゲームの面白さは半端ではありませんから、興味津々な小学生にゲームマシンを与えようものなら、ほっとけば
1日中でもやるでしょう。
ここで親が干渉して、適度な時間でやめさせるというのもどこの家庭でもやられていることです。
ある程度聞き分けの出来る子供は、親の言うことをしぶしぶ守りながら、別のものも好きになろうとします。
間違っても、勉強にはならないでしょう。
そこで再びアニメキャラクターなどに戻ってくるわけですが、このあたりから夢中になれそうなアニメとして
出てくるのが「ドラえもん」になります。
他のアニメも興味をもてるのでしょうけど、多くの親がドラえもんあたりに誘導しているのではないかと思ってます。
とはいうものの、興味を持てるアニメであることは間違いありません。
ドラえもんをあまり読んだことのない私としては、単行本では、ドラえもんがどういう話になっているのかもほとんど知りません。
今回、待ち時間があったため、ドラえもんのはじめのほうの単行本を小学生から借りて読んでみました。
ドラえもんは22世紀からやってきた、ネコ型ロボットだったんだと今頃知ったような感じです。
さて、その内容ですが、1話1話で、よく考えられているなあって感心します。
この話を小学生が読んで面白いと思うわけですが、小学生もやるなあって感じです。
アイデアがほんと面白いです。
古い巻ですと、それって今ならほぼ実用化されているよなんていう、その時点で50年先ぐらいを読んでいたような
話も出てきます。
ドラえもんが未来からやってきているというのが大切なところで、そこで得ることの出来る道具をみんなのために
使っているというところが、なんかいいアニメだなあという感じです。
未来から来たロボットといえば、ターミネーターも同じですが、まったく違う発想です。
さて、最後に言っておきたいこととして、ドラえもんを読んでいる小学生の態度とか目とかを
是非のぞいてみてください。
あんな、素直に吸い込まれるようにして楽しんで読んでいる姿を、大人となった我々は
すっかり出来なくなっているか、あるいはなかなか出来ないようになっているかもしれません。
子供のいいところは、当然大人も真似をすべきでしょう。昔は我々も出来ていたはずですから。