空手 道場によって会費はかなり違う
今お世話になっている道場は、過去の経緯から入門はまったく考えていない状態で入ったわけですから、
空手の流派のあるなしも知りませんし、ましてや会費なども高いのか安いのかすらわからないまま
言われるがままというかたちでした。
その後、稽古を続けていくうちに、もちろん空手の世界のことや他道場についての知識も増えてきましたので
会費についてここで話したいと思います。
空手の話は、よし俺もやるぞと思ってくれる人がいれば私ももっと気合をいれて書くことができますけど、
続けている人が少ない今のご時世に、入門したものの、あっけなくやめることになってはと思い、
積極的におすすめしていません。
これも何度も出てきていますが、どこの道場も体力にあった稽古をするとはいいますが、これは
楽をさせるという意味ではなくて、その人の体力内で出来ることでやるという意味で
決して楽にやれるということではありません。
つまりきついのです。
最近、空手をやりはじめましたと、空手話で盛り上がった人がひとり知り合いにいたのですけど、3か月後には退会していました。
こんなものなのです。
さて会費についてですが。
明らかに組織の大きい全国組織のところは、道場も自前でもっていますし、スタッフもしっかりいますので、
会費という面でいえば、安くはありません。
どこもそれほど変わりません。
入会金1万円
年会費1万円
月会費1万1千円
保険 3千円
もちろん、道着やサポータなどもそろえる必要がありますので
全部で2万円といったところでしょうか。
これで計算しますと、はじめに必要なのが5万5千円ぐらい。
そして月々1万1千円
こうしますと、比較していいのかどうかわかりませんが、空手やるより、ギターはじめたほうが全然安いですね。
半年もすれば、高いからやめたほうがいいかもというロードレーサまで買えてしまいます。
こうなってしまうには、もちろん道場側の事情があるからです。
全国組織ですと、全国の会員から会費をもらうことで本部はなりたっていますから、年会費と入会金は
本部に入っていきます。
つまり、道場には月会費が基本収入となります。
ここで、指導員が専属でいて、さらに道場を自前で用意しているしたら、それは安くすみません。
私がお世話になっているところは、全国組織ではありません。
さらに、道場は公的施設をつかっています。
そして指導員は皆さん本業があります。
結果として
入会金 0
年会費 0
月会費3千円
保険2千円
です。
1万1千円であれば、スポーツジムのレギュラー会員と同じ値段でしかも銀行引き落としですから、
やろうと思っても、ちょっと考えてしまうでしょうけど、3千円だったら、これは試す価値ありと考えてもいいのでは
ないでしょうか。
スポーツジムは高いほうが設備がよくていいに決まっていますが、
空手の場合は、稽古一般に言える、指導者と合う、合わないがあります。
そのため、高いからいいとはならず、もちろん安いからよくないもありません。
そこは入門しないとわからないので、えいやあかと思います。
こんなに安い会費でありながら、今お世話になっている道場では続ける人も少なくなる一方で、新しく入られる人もいない。
さみしいものです。