やりなおしのマラソンと自転車 その13 マラソン参加者が減ってこれからやる人にはいい感じかな
昨日は横浜マラソンがリアル開催されました。
横浜マラソンは結構歴史が古く、そのときはハーフだったと思います。。
それは何回か出たことがあります。
今はフルマラソンに変更されたと同時に、マラソンブームでしょうか抽選倍率が4倍ほどになり
マラソンで抽選とはなんとも気に入らないかなあと思ってました。
とはいえ、走りたいのであれば、抽選に応募するしかないわけですけど、
今回のは驚きました。
参加費がなんと21,000円です。
あり得ないですよ。
もちろん、経費を試算して参加費を出しているとは思いますけど、市民レースに
そしてかなりのかたが、つらいけど楽しめたらという気持ちだけで参加しているのに
2万円以上ってどういう値段設定なんでしょう。
ジョギングやマラソンは気の利いたマラソンシューズを年に1足買えばそれ以外に費用がかからないというのが
魅力のひとつですのに、大会ひとつで2万円とはそのイメージに反してしまいます。
かつてトライアスロンをやっていたことがありますけど、オリンピックディスタンスの参加費と同じです。
しかしこれの参加費用が高いのは理解できます。
そもそも安全のために参加者を多く設定できませんし、
実際の参加者も多くはありません。
競技人口が多くないというのもありますし、まあ飛行機代がかかるとか宿泊するとかですし、負荷心電図が必要とかもありますし、
まあ簡単に申し込むということはないでしょう。
多くて1000人とかそんなレベルです。
これは参加費が高くなっても仕方ありません。
しかしマラソンの場合は2万名とかですから、
桁違いですから、それと同じ経費がかかるというのは、なんとも考えてほしいものです。
結局、申し込み受付をはじめたところで、私はもういいやとやめました。
そんなときに、大阪マラソンの2次募集とかのメールがきていました。
これはどういうこと?
どうもですね、コロナ前より参加費がやたらあがったところは、私のように申し込みを敬遠した人が多いようです。
それだけではなくて、大きなマラソン大会に出ることをステータスにしていただけのマラソンファンじゃない人が
コロナによる未開催が続いたことで、すっかり気持ちが冷めてしまったというのもあるようです。
走ることを趣味のひとつにしていた人が高額の参加費で参加をあきらめ、参加費を気にしない、趣味というほどでもないひとが
冷めてしまったので、応募しない。
ということで、4倍ぐらいの申し込みが一気に1.1倍とかに下がったそうです。
これは横浜だけではなくて、他のビッグな大会も同じで、定員割れを起こしているために、大阪マラソンのように
二次募集をかけたということのようです。
私も誘われて、奈良マラソンは先着順だから大丈夫だよということで、申し込みをしたことがあります。
なんでも1時間ぐらいで満員になり私が申し込みをしようとしたときは終わっていました。
そんな奈良マラソンも定員割れだそうです。
昔からちょこちょこ大会に参加していた私としてはおかしいと思っていたんです。
健康ブームとはいえ、そんなに急激にマラソンを趣味にした人が増えるわけがない。
東京マラソンを異様に注目させた余波が他の大会にも波及したって感じですか。
マラソン人口が増えたわけではなくて、なんちゃってマラソンファンが多くいただけだったのです。
やりなおしをしている私としては、これはいい話です。
昔のように、マラソンは参加費が安いというのが戻ってきたわけですから。
これからやられる人も励みになると思います。
この大会を目標に走ろうってことが出来ますので。