はじめての演劇 その16 知り合いが出ている演劇を見に行ってきました
参加させてもらっている劇団の人ではありませんが、そんな劇団に入るきっかけを作ってくれた人がいます。
かといって、そのかたが誘ってくれたとかではありません。
演劇の話を聞いているうちに、そんなに面白いのかなあという興味を少し持たせてくれたのです。
それも何回という回数のレベルではなく、たぶん何十回です、それも数年にわたってです。
どこでそう思いなおしたのか私自身わかりませんが、それをきっかけとして劇団に参加させてもらいました。
そんなきっかけを作ってくれた方が所属している演劇の定期公演があり、それを見に行きました。
先日、同じ劇団のかたが特別に出ることになったという演劇を見に行ったところですので、アマチュア劇団として見るのは
2回目となります。
この劇団も創設25年とかですから、はじまった当初からのメンバーもそれぐらい歳を重ねます。
それゆえ、脚本も若いかたを登場人物としてはいませんでした。
主人公にあたるかたが、お屋敷の奥さんで旦那はすでに他界という設定です。
その主人公のかたを中心にした人間関係ですので、それなりの大人ばかりです。
話としては、寂しい、人の別れといった形が出てくるわけですけど、最後は
ハッピーなかたちの終わり方をします。
脚本もうまく出来ているなあと思いましたけど、それにもまして演じるかたがたのうまさがひかりました。
これは、かなり稽古をしたに違いありません。
いつも稽古に参加してくれるメンバーばかりでやったとのことですので、稽古もかなりされたことだろうと思います
またコロナにより3年ぶりということでしたので、その分多く稽古されたのではないでしょうか。
テレビや映画とは違い、一発勝負ですから、稽古量がその演劇に出てくるはずですので。
私は初心者ですので、演劇のどこのあたりに魅力を感じるのかは経験もなくわかりません。
音楽を多少やっている経験からすると、舞台にあがって、演じること。そして終わったときに拍手をもらうその瞬間のために
やっているのではないかと思っています。
こうやって演劇を見るその機会を得ただけでも、劇団に入れていただいたこと、機会を作ってくれたかたに感謝するしかありません。
入っていなければ、演劇を一度も見ないまま一生を終えたかもしれませんので。