はじめての工作 その13 動作しないパソコンをまたなおしてみよう
多くのかたがパソコンをもっているものの、壊れてしまったり調子が悪くなると、なかなか
それ以降手が出ない人が多いかと思います。
ソフトウエアだけでなんとかなりそうですと、トライする気にもなりかと思いますが、
これがハードウエアに関するところだとしたら、仮にバッテリー不良だったとしても
諦めてしまい長い間放置されているのではないでしょうか。
私も多少の知識はあるものの、高度にアセンブリされたパソコンのマザーボードについては
たぶんここだろうと故障個所を仮に見つけられたとしても手がだせません。
さて、そんな状況であるものの、やはりトライだけはしたくなります。
今回のパソコンは10年前に買ったものの、あまり使っていないうちに時間はすぎ、
ちょっと使ってみようとしたとたんに、画面が落ちてしまいそれっきり画面もうつらないというパターンです。
こういうケースで考えられるのは、バッテリー関係です。冷却関係も見たほうがいいでしょう。
メモリのスロットで接触不良的なこともがおこっているかもしれません。
ほとんどのかたはノートパソコンだと思いますが、その場合はじゃあ見てみようということで
分解をするにしても、すぐに外せないところを除けば、よく調べてから行わないと
壊すこともありますし、壊さなくても元に戻せないということも平気で起こります。。
今回のパソコンは、スマートで軽量ということがあり、ほとんどのものが内蔵されていて
外から外せるものは何一つありません。
そこでいきなりばらしていくことになりますが、なんとネジが数種類あります。
バラバラ適当に外すと、元に戻せなくなりますので、こういうときは外したらすぐに、どこへ使われるかを
メモするか、または外したところにテープでとめておくということをする必要があります。
さあ、バッテリーが見えてきましたので、まずこれを外します。
コネクタだけを外してテストしてもいいですけど、メモリを確認したいため、全部外します。
そこで電源を入れてみますが、症状は変わらず。
つまり、バッテリーの問題ではなさそうです。
そしてメモリのスロットを確認しようとしましたら、オンボードです。
スロットなどありません。
さらに、冷却系をみましたが、あまり使っていなかったらしく綺麗です。
ファンも普通に回っています
たったこれだけの作業で、問題はマザーボードで起こっているため、マザーボード交換しか
今手をうつところがないことがわかりました。
コンパクトで軽量というタイプはこのように触れるところがほとんどありません。
そのため諦めも早いです。
ここであきらめるのは寂しいものがあります。
ここは少し費用をかけて、マザーボード交換を試みたいと思います。
そのためには、マザーボードを安価に引っ張ってくる必要があります。
はたして、それがうまく見つかるかどうかです。
次回は、安価な中古PCを購入してマザーボードをいれかえた報告をしたいと思います。