はじめてのブログ その35 chatGPTにC言語プログラミングをさせてみました

今日は続けてchatGPTとそれを進化させたMSのBingをのせたEdgeの仕組みを見ています。
Edgeのほうはインストール順番待ちですので、すでに使われたかたのレポートを見るにとどまります。

検索機能のひとつとして使わせて、これまでの検索結果も出力されます。
さらに、chatの出力結果を作成するにあたって参考にいしたサイトもトレースできるようになっています。
出力結果に全責任を負うわけにはいかないためにあるオプションのようです。

出力する内容としてはchatGPTでだいたい想像がつきますので、さらにこれをつかってみました。
大規模言語モデルってことですから、これは言語のひとつであるプログラミングにも対応しているだろうと
今回はプログラミングをやらせてみました。

言語としてはC言語です。

「Hello World を出力するC言語プログラムを教えて」

はい、以下はC言語でHello Worldを出力する方法です:

#include<stdio.h>
int main() {
printf(“Hello World\n");
return 0;
}

このプログラムは、stdio.hヘッダファイルを含み、
標準出力関数であるprintf関数を使用して、"Hello World"というテキストを出力します。
また、main関数がプログラムの開始点となり、0を返すことでプログラムの終了を示します。

はじめに英語で問いかけましたが、こういったプログラムにつきましては、反応が少し遅いぐらいで
日本語でもそれほど処理時間の差はないようです。

なかなか良く出来ている回答です。

まあこれはお約束の内容なので出来て当たり前かなともう少し難しいのを入れてみます。

「次の文字列、”MOON”,”EARTH”,”SUN”, “MARS”,”VENUS”,”MERCURY”,”JUPITER”,”SATURN”,
”URANUS”,”NEPTUNE”のポインタの配列を宣言し、それぞれの文字列をポインタのポインタを使って表示
させるC言語プログラム」

どうだ。これはちょっと考えるのではと思いきや、まったくそんなことはなく
美しいコードが出力されて、解説も最後に出力されました。

C言語を少しぐらいやっていた人でないと、何言ってるのって感じの課題ですけど、見事に回答します。

続けて、「こういう機能を追加して」といれると、機能追加したコードがまた出力されます。

思っている以上に賢いです。

大規模言語モデルもここまで学習すると、プログラミングまで同じように扱えるということでしょうか。

C言語でこのレベルですから、Rust言語も扱えるのではと、Rust言語を指定すると見事に
答えてきます。Javaもやってみましたが、それも回答出来ました。

どこまでのレベルのものまで出力してくれるのかはわかりませんが、少なくともC言語入門だとか
C言語中級とかいった言語関係の教科書にある課題ぐらいは回答しそうです。

となると、専門的であったソフトウエアについての記事も価値が減ってきます。
なんといってもchatですから読むだけではなく双方向ですので、同じような内容ですと
ブログ記事では勝ち目がないと思われます。

chatGPTのようなものが検索エンジンの代わりとして標準的になったときには
専門であるはずのソフトウエアの記事についても淘汰されていく可能性があります。

現在Youtubeは飽きられてきているというデータが出ています。
そうなりますと宣伝効果も少ないということで、広告料も減り
動画をアップした人に対して還元される対価も減ってきているようです。

ブログのかなりの人が対価を求めているらしいという話を以前しましたが、
ブログは多くの人に訪れてもらってなんぼの世界ですから、アクセス数が
減ってきますと、当然にして対価もそれに比例して落ちてきます。

ブログで現在利益を得ている人もこれからは減益方向にすすむかもしれません。

chatGPTなどは相手ではないと言い切れるサイトだけが残りそうな予感がします。