植物 君子蘭とシャコバサボテンを植え替える
植物シリーズも少し上げておきましょう。
庭にある植物を何かと手入れしているわけですけど、そもそもが自分の趣味だった
わけではないため、長い年月をかけて勉強しながらやっています。
よくわからないままやっているため、失敗もあります。
典型的なのは、温室に洋ランがいくつもあったわけですけど、見事に全滅させてしまいました。
正確にいうと、人にあげたりもしていましたが、残ったものは年数とともに
少しづつ弱っていき、最後は温室の温度管理の設備が壊れてしまい、それを修理することを
断念したため、残ったものも最後は枯れてしまいました。
洋ランをやられていないかたには、なかなか理解されにくいことですけど、この花を維持管理するのは
手間がかかるだけでなくコストがかなりかかります。
そもそもな話として、温室そのものをわざわざ建てるわけですから、それだけでも相当なコストです。
寒い時期の対応として温室の温度は灯油で管理していましたが、温度が下がり始めた時期から、24時間つけっぱなしですから、それは灯油が大量にいります。
寒い時期は大変だと思われるかもしれませんが、蘭はすべてそうですけど、
強い太陽光線に弱いんです。
つまり、夏は日陰半分のような状態にして、実際はスリットの入った黒いシートを温室のいろんなところに
かぶせて弱めます。
植物ですから、太陽光線は必要ですけど、強いのには弱いという面倒なのが蘭です。
私の知っている限りでは趣味で温室をつくって洋ランを育てていたのは私の家以外に知りません。
結果すべてなくなってしまった洋ランですけども、温室に入れなくては育たないようなナイーブなものではない
蘭みたいなのはまだあります。
それが表題にありますような君子蘭(くんしらん)と呼ばれているものです。
これは蘭の名前がついていますけど、蘭ではありません。
しかし、蘭という名前がついているほど蘭っぽいです。
この君子蘭が、どうにも花が咲きません。20年ぐらい前からあるもので、はじめのころは咲いていましたが
一度植え替えをしてからはまったく咲きません。
なんとかまた咲かせようということで、植え替えをすることにしました。
どうも1,2年に1回は植え替えをするものだということを最近知ったため、あわてて
植え替えです。
それと同時に、シャコバサボテンの葉の色が悪いし薄いしで、今にも枯れそうなので、こちらも植え替えをすることにしました。
写真は植え替え前の君子蘭とシャコバサボテンです。
どうみても、花も咲きそうにありませんし、枯れそうな感じなのがおわかりいただけるかと思います。
植え替えをやってみると、どちらも根がかなりやられていました。
これは植え替えをしなかったために、水はけも悪くなり、根も鉢に一杯になり
次々と悪くなったという感じです。
これでは咲きません。
そんな鉢を4つほど植え替えました。
ホームセンターなどに行きますと、君子蘭の土、シャコバサボテンの土というのが売られています。
それを使うのが楽なのですけど、私のほうでは、いくつもの種類の土とかが予めストックされているため、それらで土を作りました。
この2つの植物は水はけのよい土というのがキーワードですので、
配合を変えるだけで、どちらの土も作れました。
それが、どうなったかは、また報告したいと思います。
実はゆずの木やイチジクの木も植え替えたわけですが、これらも楽しみにしています。
その話も出来ればいいかなと思います。