シニアになる前にやっておいたほうがいいこと 男性の健康寿命平均は73歳。思ったほど時間がないので密度をあげて行動すると同時に、なんとしても健康寿命を延ばさなくては
普段の生活をなんら制限なく生活できる限界が健康寿命ですが、男性の場合は73歳です。
男性の平均寿命は男性が82歳(2021年度)です。
この数字は平均値ですので、この年齢になったら多くの人は亡くなっていると思いがちですけど、
実際はそうではありません。
この数字はそのときの年齢を考慮すれば、あと何年生きることになるかまでは示していないからです。
シニアを意識している人は若くはないわけですから、仮に60歳だとします。
そうしますと、平均余命というあと何年生きるかという数字を使えば85歳までは生きるという
答えになります。
もしも、80歳まで生きていたとしますと、なんと89歳まで生き続けるという統計結果です。
平均寿命まで生きていれば、実際は90歳以上そのまま生きることになるということになります。
この話で問題になるのは、そうやって長く生きることになった人でも、健康寿命(男性73歳)ほとんど延びてないという事実があります。
つまり制限のかかった生活、支援や介護をしてもらわなければならない期間が平均寿命から
健康寿命を引き算したよりもずっと長くなるということになります。
人生100年で計算すると現役の4倍ほどの自由時間が出来てくるという話をしましたが、
これは100年近くまで自分の好きなことが出来るが前提で、制約がかかるようでは困ります。
やはり健康寿命をひたすら伸ばしていくが大きな課題となります。
健康寿命を延ばすためにはどうするかは、いろいろな方がいろいろと話されていますが、
あれはやれ、これはやめなさい、というのをいくつも気を付けるは基本無理なので、
間違いないところであげれば
「運動」「食事」「社会参加活動」
の3つを意識することじゃないでしょうか。
これをやっていれば、細かい項目についても自然とやれているはずです。
この中で食事は、改善しようという意志だけで出来るとは思いますが、
あとの運動やら社会参加活動といったものは、シニアになってからやるのは
結構難しい事項です。
運動ですとそもそも継続しにくいですし、社会参加活動も参加する気持ちになるもの難しいですけど、
自分に合う団体や人たちでないとこれも続けられません。
そういうものを見つけていく、なじんでいく、習慣化するは結構時間がかかります。
それゆえ、早めにやっておくべきことだと考えます。