はじめてのブログ その47chatGPTは人間の仕事のかなりは、機械に置き換えられる程度のものが多かった
前回まではジェネレィティブAIが本気で人間の仕事を奪ってしまうという話を続けていました。
オックスフォードの有名な論文以上になくなっていくだろう職業が多そうだということを伝えてきました。
ここでおもしろい見方をするかたがいます。認知科学者のBen Goertzelです。
このかたがどういったかたかは調べていただくとして、彼のによりますと、
「人間が実行しているほとんどの仕事は、途方もない創造性や革新性を要しておらず、
著しい進歩を必要ともしていないことが分かってきた」
いかがでしょうか。
私も大規模言語モデルがこれほどの恐ろしく成果をあげられるとは思っても見なかったひとりです。
なぜそう思うかと言いますと、人間の仕事には創造性や革新性をもっているために
機械などには簡単に置き換わらないものが数多くあると考えていたからです。
氏はこんな簡単に置き換わられるようなものがあるということは、そもそも人間の仕事には創造性や革新性の
あるものは、それほどなかったというわけです。
オックスフォードの論文で予測している以上に仕事が置き換わりそうだということは、
まさにそのことを意味しているでしょう。
その彼が、何が残るかを推測しています。
それは幼稚園の先生や保育士、政治戦略家や芸術家といった、人と接することがその本質であるような仕事です。
前回の、交渉というキーワードと同じです。
そういうものは相手ありきなので、機械にやらせるわけにはいきません。
つまるところ、多くの識者は同じような回答をしています。
オックスフォードの論文が発表されたのが2014年です。
そのときに50%の仕事が20年後までに機械に置き換わるだろうという予測をしたわけです。
現在は2023年ですから、まだ10年経っていません。
しかし、これだけのものを見せつけられては、早い段階で、多くの業種に影響が出て仕事を失っていくだろうことは
明白です。
AI技術が予想以上に発達したというよりも、人間の仕事はAIに置き換わりやかったというほうが
なにやらショックです。