空手 試合は出れるなら積極的に出るべき。自分のレベルが間違いなくあがる。
空手も試合があります。稽古と違うところは、全力で戦うことです。
稽古ではケガをしないようにと(とはいえケガをすることもあります)力を落として組手をやりますが
試合は勝負ですので、そんなことはやりません。
真剣さということでは試合のほうが圧倒的に激しいです。
では道場生のかたが全員参加するかというと、それはありません。
試合は真剣なぶん、きつくもあり、ケガをするリスクは高まるからです。
フルコンですから、ケガはなくとも、終わったあとはまともに歩けないといったことも起こります。
しっかりと稽古をやっていないと、ロクなことにならないであろうことは自明です。
かくいう私は若くはないので、試合などはもう無理ときめつけていたわけですが、久々に出ろという話になり
出たわけですけど、正直いって楽しかったです。
何が楽しいかといいますと、全力であたったというところです。
充実感ということです。
負ければ悔しさが残るわけですけど、それでもやったという気持ちのほうが大きく
結果楽しいとなります。
若いときでしたら、そんなことにはならず、負けたら悔しいだけでしょう。
それは出場することは当たり前だからです。
全力であたることも当たり前だからです。
これがいい年齢になりますと、出場することだけで、なかなかやるじゃないという気持ちになります。
ケガせず終われたら、それこそやったぞということになります。
今回、試合には負けたわけですけど、なんかやれる感が自分の中に出てきました。
ここは驚くべきところなのですけど、いい歳をしてからでも運動能力で確実に伸びるものがあるとしたら
たぶんランニングでしょう。
毎日やっていると自分でも驚くようなタイムが出たりします。
有酸素運動はやればやるほど効果があります。
無酸素運動に近い空手など打撃系では
まず期待できないと思っていたのですけど、違います。
これも、適切な指導の元にやっているといい歳をしても伸びることがわかりました。
今回試合でそれを実感できました。
やはりはじめからあきらめるのが一番よくないことだなと実感した次第です。
空手は技術を習得するのに時間がかかるため、
いい歳をしてからやることは、あまりすすめませんが、もうすこし習得しやすい運動があれば
あきらめずやるべきでしょう。
私が身をもって実感できましたので。やろうとしたことは、年齢に関係なく、かならずできます。