入院するほどのことが自分の身におきると嗜好まで大きく変わるし、変えられる

時代が時代ですので、タバコを吸ってきたものの、やめようとされている
方はそこそこおられるかと思います。

また、さっさとやめたというかたもおられるでしょう。

私など、シニアを意識するぐらいの人ですと、タバコを吸っていたが普通で
吸わない人のほうが少数派だった世代でしょう。

そんな世代の人は、私含めて、禁煙にかなり苦労した人のはずです。
私などもそれはもう何度も禁煙をしては失敗をしを繰り返してきた人です。

いまどきは、禁煙外来もありますので医者の力も借りれますが、私のころのように禁煙外来では
保険が効かないため、多額の金を使うか、根性だけでやめようとするしかありません。

その金額に恐れをなして、根性だけでやめようとしましたが、これは難しく何度も失敗です。

しかし、入院するほどのことが自分の身に起こりますと、あれだけやめれなかった
タバコもあっという間にやめることが出来ます。

自分が可愛いからなのか、医者のいうことは聞きます。
そういうことで、あれだけ失敗していた禁煙も医者の一言で禁煙でき、
現在も吸っていません。

さて、今回はまたも入院することになりましたが、退院後あれだけ毎日飲んでいたお酒が
まったく欲しくありません。

例えば肝臓によくないので、やめなさいと言われたわけではありません。
ただ入院中は当然飲めませんし
それはよくないものとされていますから、わざわざ飲まなくてもいいんじゃないかって
体が思うようです。

これはコーヒーにいたっても同じです。
コーヒーも多くは飲みませんが大好きでしたけど、これがまた欲しくありません。
紅茶のほうがおいしいと感じています。

入院中コーヒーはダメとは言われないのですけど、手術前については
水やお茶以外は禁止されます。

つまり、コーヒーもお茶や水に比べたらよくないということになります。
外来フロアではタリーズが入っていて、そこではコーヒーを飲まれるかた
も多いかと思いますが、たぶん入院されているかたではないと思われます。

こうやって、酒やコーヒーといった嗜好品が何気なく避けられている環境にいますと
退院したあとも、何かまったく欲しくないわけです。

タバコのときもそうでしたけど、お酒についても、これが美味しくてたまらないといった
ものではなくてほぼ習慣となっていただけのように思います。

つまりやめることになって、仕方なくやめてしまったものの、その後欲しいと思わなくなるというのは
私自身にとっては、すごいことです。

よき習慣は身につきにくく、悪しき習慣は身に付きやすいと言われていますし、経験上もそうでしょう。

そして、よき習慣は身につけたとしても離れ易く、悪しき習慣は離れにくいのも事実かと思います。

しかし、今回わかったことは悪しき習慣は離れにくいけど、離れられないわけではなく
離すことは出来るということです。

自分がやっぱり可愛いは他人に対しても決していい方向に行きませんが、
今回のケースのような場合は、自分が可愛いからこそ悪い習慣から離れることが出来るということでしょう。

健康

Posted by yannori