登山 登山靴について(キャラバンスタンダード)
いきなり、山もいいなあとなり、中年の趣味のひとつと言われている登山に
はまってしまってる私です。
大山を登ってみてわかったのは、確かに中年の趣味と言われているように、40歳以降だろうな
というかたがたが結構いましたが、あきらかにシニアだなというかたは
それほどおられませんでした。
中年になってからマラソンにはまられる方はそこそこおられますが、登山もそれに近いものを
感じます。
どちらも自分のペースでやれる基本的には個人のスポーツと言っていいでしょうから、
きつくもきつくないも自分次第ですし、さすがにもうだめだとなれば途中でやめれば
済むことです。
山の場合は止めるにしても下山が必要で、その場で止めるということには
ならず遭難というリスクが高くなるため、それほどの高齢者は登っていないと思われます。
私自身は遭難リスクは極力さけたいのに、複数人ではなく基本は1人登山するしかないため、
低山で間違いなく安全というところを中心にして登っていく(歩いていく)ことにしたいと
考えています。
大山がひとり登山の限度で、それ以上のコースは誰かに連れて行ってもらうことに
なります。
事実、大山あたりになりますと、スニーカーで登ろうとする人はかなり少なくなります。
道が整備されているとはいえ、石の階段みたいな道ですから、すべって捻挫の可能性もありますし、
でこぼこ道はスニーカーだと疲れます。
そういうことで、私も登山靴をはいていったわけですけど、家にあのキャラバンと昔呼ばれていた
ブルーの靴が綺麗に残っていました。
何度も捨てようとしたものの、綺麗だからとおいてあったものです。
かなり昔に生産中止になっている登山靴のベストセラーです。
キャラバンというのが靴の名前ではなく、会社名だったというのも最近知りました。
楽器ですと往年の名器とも言われているこのキャラバン(キャラバンスタンダードというようです)
は人気があったらしく、素材もすっかり変わって復刻版として今も売られています。
前回丹沢を歩いたときに足が痛くなってしまい、別のトレッキングシューズを買おうと
いろいろと調べているうちに、どうもこの登山靴を使い倒したほうがよさそうだということに
気が付きました。
今の登山靴はこの時代の靴と違い、防水性にもすぐれていますし、ソールもミッドとアウトに
別れていますので靴のメンテが可能です。
私のキャラバンは一体型なので、ソールのメンテは不可能なので、ひび割れたり、減ってきたら
靴ごと捨てるしかありません。
まさに骨董品です。楽器だとオールド(ビンテージ)といって価値のあるものも多いですけど、
残念ながら、靴については、骨董品はナンセンスですので、今回も実はザックにスニーカーを入れてました。
万が一壊れたら、帰れなくなるからです。
かつて登山部に入っていたことがあり、基本は知っているつもりですけど、なんせそれははるか昔の話です。
前回の足が痛いというのは何が失敗だったかを分析して今回は対策をして登ったところ
足が痛いはまったくおこりませんでした。
登山靴はスニーカーのように適当にはいて紐を結んでおけばいいとはなりません。
まず足首を靴のかかと方面にしっかりとはめこんで、その状態でしっかりと紐を結ぶのが
基本です。
紐で足を押し付けるわけですから、薄い靴下や、下敷きがない状態ではいても
うまく押し付けられません。
そのため、今回は厚手の登山用靴下をはきました。
そしてしっかりと紐を結んでです。
見事にうまくいきました。
登山をどれだけ今後するかわかりませんが、ひとつ楽しみを覚えたということになります。