シニア 時間が出来たらやるは、自分が今やらないことへの言い訳じゃないかと思います。
役職定年をむかえたり、雇用延長をされたかた、あるいはリタイアしたかたなら
お分かりかと思いますが、今は時間がないから手をつけないけど、
時間が出来たら思いっきりやるぞと思ったものの、
過去より時間が出来てやれたことがいくつあるでしょうか。
たぶんほとんどないのではないでしょうか。
実際、確かに楽しみにしていたことをやるまではいいと思います。
問題は、そのあとです。そこまで時間が必要ではなかった。
続けるほどのものではなかった。
思い描いたものとはだいぶ違っていた。
やってみたけど飽きた。
とまあ、理由はともあれ、手をつけたものの、続けた人は少ないかと想像します。
これは多分私もそうなるでしょうし、周りのかたを見ても、そう言ってたものの
実際はパチンコにあけくれる、テレビを見続けてダラダラする
早い時間から酒を飲むといった人が多いです。
やりたいと思ったものをやるには、エネルギーが必要です。
そのエネルギーが、それをやる気の源泉と言ってもいいでしょうけど、それがたいしてないのであれば
時間が出来てもほとんどやることはないでしょう。
もし、そんな気があれば、時間がなくてもやろうとするはずです。
私の場合はそんなあとでやろうと考えたものでやり遂げたものはありませんので、
時間が出来ようが出来まいがやるときはやる主義にしています。
もちろん、こうしますと、スケジュールが一杯になりますから、
たまには休みたくなるかもしれませんし、周りからは時間が出来てからやればと言われたりするかも
しれません。
しかし、そんなことにはめげないで、時間が新しく出来る日を楽しみに動き回ることにしています。
たぶんですが、時間を作れる状況、つまりリタイアしたときに、ちょうどいい案配の
予定になっているのではと考えています。
経験上でいえば、業務が忙しい人ほどよく勉強をしていました。
業務がそれほど忙しくなくてプライベートの時間が十分にある人ほど
勉強せずに遊んでいました。
そういうことだろうと思います。
是非、やりたいことは他人がなんと言おうがどんどん予定を詰め込んで
やってほしいなと思います。
私も自分のことをわかっているつもりですので、先回りをしてやりたいことをつめこみたいと
考えています。