シニア 現役を退く前に、そのあとの生き方を考えてしっかりと準備をしておかないとリタイアしたときに必ず楽をし続けるという罠にはまるでしょう。
シニアになる前にやっておいたほうがいいこと ということでいくつか書かせてもらいましたが
これは私の経験というわけではもちろんありません。
自分含めて、シニアになられた方の残念な感じにだけはならないでほしいという思いからです。
あれだけ仕事に打ち込んできて時間がないないと言っていた人も
時間がかなり出来てしまうと、その時間の使い方にあまりにも
無駄ではないかと思えるからです。
メディアに流れてくる話はやや特殊なケースが多いので鵜呑みにはしませんが
自分の周りで起こっていることは事実です。
そんな自分の周りをみていると第二の人生だから、これまでやれなかったことを次々にやられている方は
少数です。
今のところ誰も知りません。
年金生活者が集まるところというのは、はるか昔から同じで
昼飲みの出来る立ち飲み屋やカラオケそしてパチンコ屋。
家にいるときはテレビを一日中。
ギャンブル好きなら土日は場外馬券売り場など。
忙しい社会人であれば、昼から飲むはありませんしパチンコもありません。
それがリタイアすると、そっちが普通になります。
現役のときに、いつかはそんなことをやりたいと切に願っていたんでしょうか。
明らかにそうではなく、時間があったのに、そのための準備をずっと怠っていたからだと推測します。
同じことを何度も書いていますが、何をやるにしても遅いはないは間違いなく正しいと
思いますが、新しいことをやることそのものは年配になればなるほど難しくなってきます。
だから、そうなる前に準備を先に先に忙しい現役のころから進めていかないと
時間が出来たときに、どうしたらいいのか考えてしまい、そのうち結局
多くの人がなってしまいやすい状態に陥ってしまうわけです。
誰が考えてもそっちのほうが楽ですから。時間の過ごし方としては。
しかし、一生の後半として、そのような生き方で楽しいのでしょうか。
私はそう思いません。
そういう誰でもはまってしまう罠におちいりますと、間違いなく生気が失われてしまいます。
誰もが同じような顔になっていきます。
そうならないように準備をしたいものです。