はじめての演劇 その36 人気者になったらこんな感じなんだろうなっていうのが経験できます
この記事をお読みになっている人はたぶん芸能人じゃないと思いますが、
人気芸能人になってみたいという気持ちをお持ちの人はそこそこおられるでしょう。
周りからチヤホヤされてみたいという欲求は誰にでもありますので。
さて、公演を行った私が所属している劇団はアマチュア劇団ですので
いきなりスターが現れるということは、ほとんどないかと思います。
もちろん、それが私というのはさらにないでしょう。
しかしですね、ちょっと面白いことがありました。
お笑い好きは若い女性が多いかなあというなんとなくのイメージがあります。
たまたま、観客は若い女性が多かったわけですけど、私の担当したところは漫才をやるところです。
それがことのほか受けたらしいです。
やってる本人は、第3者的にみても、これは面白いなんって感じることはありません。
動画で毎回確認しているのですが、どうしたら少しでも面白くなるかは考えるものの
これは面白い、絶対に受けるといったことを思ったことは一度もありません。
そういうことですから、本番でようやくそれが受けるのか受けないのかがわかります。
それが今回はかなり受けました。
どうやってそれがわかるんですかですけど、演劇は
公演が終わると客だしといって、出口に一列にならんで、
お客さんを送り出すのが慣習的にあります。
そこに知り合いがいると、声かけをしたりするんですけど、
私の場合ですけど、面識のない女性たちが、とても面白かったです
ってニコニコして近づいて話をしてくれるんです。
そのときにはじめて、面白かったんだという認識ができるわけです。
面識のない若い女性たちが、向こうから声をかけてくれるなんて、これって
有名人でしか経験できないことですよね。
このように、うまく行くと、自分が芸能人になったような気にさせてくれるというのが
とても嬉しいことでした。