芸術 バレエ発表会は無料で一流の踊りも観られるので、ほんとにお勧めです。是非行きましょう。
お稽古ごとにはどこかで、そのスキルなりを外部に発表する場を設けているかと思います。
私の場合の空手ですと、発表会にあたるものは道場主催の大会に相当します。
もっとも、主催道場は、道場生など総動員で裏方などをやらなくてなりませんので
全員が試合に出るわけではありませんが、そういう機会を設けてくれている
ということは間違いありません。
空手などスポーツとか武道とかと違い、楽器や歌の教室は発表会というものが1年に一度はあると思います。
お子さんのピアノの発表会というのはよく聞く話です。
バレエ教室も、発表会を1年に一度やりますので、今回はそんなバレエ教室の
発表会を鑑賞しにいきました。
生徒ではありませんが、私の知り合いが躍るからです。
発表会はバレエに限らず生徒ならびにその身内の方のための催しと言っていいですから
基本は無料です。整理券は配られますが無料ですし、整理券がなくても
当日名前を記載すれば入れてくれます。
さて、このバレエ教室の発表会ですけど、プロのバレエも見ている私としては
どのような感じになるのか想像できないまま観ることになりましたが、
観たあとの感想としてはですね、これはとてもお得な公演です。
プロの公演の場合、バレエはオペラと同じく、ピット(オーケストラが演奏する場所です)
をもった大きな専用の劇場でやります。
オペラ同様に、舞台のセットも大きく華やかで、出演者だけでなく、そこにかかる人数は
相当な数ですから、チケット代はどの公演も安くはないです。
以前下から2番目のクラスのシートで観たところ、
オペラグラスを使って、ようやくなんとか知っている人の顔を確認できる程度です。
今回のバレエ教室公演ですけど、なぜお得かといいますと、確かに生徒たちの公演なんですけど
ピアノとかと違って、メインキャストは生徒ではなくゲストなど一流の人が踊ります。
全体をびしっと決めたなかで、生徒たちが別の配役で踊るというわけです。
ピアノですと、本人の実力に見合った曲を演奏して当日失敗しても、まあ
ご愛敬といった具合ですけど、バレエではそうはいきません。
すべてがだいなしです。
一流の人たちを前の方の席で観れますし、それが無料です。
いやあ、これは行かないほうがもったいないです。
かなりの方は知り合いが出演しているから来たということで、バレエを観に来たという
わけではないかもしれませんが、バレエとして観るのがおすすめです。
面白い味方としては、メインキャストのかたと、生徒との動きの違いを
観察してみてください。
振付は違っていますが、段違いの安定感と躍動感がメインキャストのひとたちには
あることが感じれると思います。
音響もスピーカから出る音で大丈夫かなと思いきや、これも問題ありませんでした。
生演奏とはちがいますが、バレエを鑑賞するには十分な音質でした。
芸術は素晴らしいです。