自分で若くないなと思う前にいろんなことに興味をもって試すことは、そのあとの人生が楽しくなる

歳を重ねると何がはじめに落ちるかといえば体力よりも気力じゃないかと考えています。
老化という嫌な言葉がありますが、気力の老化という言葉は存在しないので
本来は落ちないはずですが、実際は一番はじめに落ちていきます。
気力が落ちると努力をやめるわけですから、すべてに悪影響を及ぼすため
いいことはないでしょう。
気力がなぜ出なくなってくるかといえば、それは何をやるにも、そもそも若いときと同じように
事が運ばないため、すぐに挫折してしまうことです。
体力の問題もあるでしょうし、覚えるのが苦手になっていることもあるでしょうし、
出来ない理由をあげたらいくらでもあげられます。
この状態から脱出するには、他人の力を借りる以外にはないかなと考えています。
まあいや背中を押してもらう、はっぱをかけてもらうなどです。
そういう人がいれば、それはまた運のいいかたですが、そんな人もいなければ
そこから抜け出すにはちょっと辛いでしょう。
そんなことにならないためには、やはり若いと自分で思える時期に
いろいろなことに興味をもって少しやってみるのがいいのではと思います。
シニアになる前にという投稿を結構していますが、まさにそこなんです。
シニアになってからは、すべてのハードルが高くなりなかなかうまく行かない。
若ければ、これもひとつの経験だと突破をねらいますけど、シニアだと
無理しなくてもという気持ちがどこかにあるため、どうしても挫折が早いです。
もっとも挫折という気持ちではなく、ちょっと無理かなで終わりです。
もうひとつの考えとしては1mm前進したらいいというこのサイトの方針です。
自分の目標を限りなくさげてしまいます。
いきなり先の目標は考えなくていいから、少しづつでも結果を出して
積み上げていけばそれで充分に納得できるところまで行けるというものです。
1mmですから、毎日でも積み上げる必要がありますけど、これは歯磨きをする程度の
努力ですむため、やりやすい。
休まないことだけを目標にすればいいわけです。
この考えで私はこれまでやってきていますが、間違っていないなと断言できます。