初心者のための料理（１） はじめに
料理をこれからやってみたい、少しぐらいやってみたいというかたのために、自身の経験を元に、皆さんとともに挑戦していくシリーズです。
料理についてはクックパッドなどを代表とする主婦などの投稿を中心としたレシピがネットにはあふれています。特に簡単レシピといったものは、多くのかたも参考にされているのではないでしょうか。
やんのりももちろん参考にさせてもらって試してみたりしています。
となると、なぜ1mm倶楽部で取り上げる必要があるのかと思われたかたもおられるかもしれません。
これを読まれているかたなら、気が付いておられると思いますが、公開されているレシピみて料理ができるぐらいなら、わざわざ料理をやろうなんて思う必要などまったくないんです。
しかし、実際は多少なりとも気合をいれて、時間と金銭的に余裕のあるかたなら、料理教室に少し通うなんてこともしているはずです。男性向けなら男の料理教室なんていうのもよくみかけます。
なぜ気合がいるのかというと料理の基本作業がまともにできないからです。味がどうのこうのの前に下準備ができないからです。レシピは材料があって、それの下準備のやり方があって、それから調理に入っていきますが、この中で初心者ができないのが下準備です。
つまり、切ったり、むいたり、おろしたり、その作業がほとんどできないか、まったくできないということになります。ここさえできれば、レシピどおり、煮たり、焼いたり、味付けたりとすればいいわけですから、子供だってできます。カップラーメンを作るために、お湯をわかして、指定時間待つという作業をされているなら大丈夫です。
知り合いのシェフはレストランでの修業時代に毎日毎日ジャガイモをむいてポテサラつくってたり、家ではひたすらアジを3枚におろす練習をしていました。プロであっても、こういう基本作業をまずは習得するわけです。
主婦のかたは一種のプロですから、いやでもやってこられてますから、その技術がそなわっていますけど、初心者にはそのような技術はほとんどありません。なので、「まずは基本技術を料理をやる前にやりましょう。」
と言う気はありません。
我々はプロではありませんし、そんなつまらない作業の練習なんかやってられません。
1mm倶楽部の料理はいかに出来ないところを適当にやっておいしいものを作るか。
そして料理が面白くなってくることによって、基本技術も身についてくるといった方針で
投稿していこうと思います。
これも経験ですけど、塩と砂糖を間違えるなんていうことがないかぎり、いい加減な味付けでも
気持ちよく食べれます。さっそくはじめましょう。