はじめての工作(電子系もやろう) その2 そろそろ冷却ファンを実際に交換してみるかな
前置きがながすぎるじゃない。それよりも早くやってよって言われそうですので、それでは
さっそく冷却ファンの交換をやってみましょう。
その話をする前にちょっとした注意をしておきます。
前回もお話しましたが、いまどきのパソコンやら電化製品は高度に作られていますので、基本として
自分で修理することは考えないほうがいいと思います。
じゃあなぜ今修理してるんだと言われそうですが。まあ出来るものもあります。
スマホでもパソコンでもいいんですけど、中に入っている基板とか半導体であるとか、そういった目に見えるものは
ソフトウエアにたいしてハードウエアと呼ばれています。
まあ聞かれたことがあるかと思います。
私の職務上のキャリアとしてそのハードウエアを仕事としていたことがあります。
ごく普通にCPUなども扱ってました。
しかし、今時のハードウエアはそれなりのツールやマシンがなければ修理することは不可能といえます。
そもそもどこが壊れているのかを探すことが簡単にできません。
そんな状況ですので、まず注意していただきたいのは、自分でやるときは、
修理できないこともありますし、下手をすれば動いていたものが壊してしまうことも想定されます。
ファンを交換したもののCPUのほうを壊してしまったみたいな話です。
もう捨てるしかないなという状況のときのみで、ここを直せばいけそうだというメドがあるときのみ、分解をするようにしてください。
動けばラッキーぐらいに考えておいてください。
さて、CPUの冷却ファンですが、これは異音が出てきたあたりから、動きがおかしくなってきています。
今回のパソコンはそのままにしていたところ、ついに冷却しなくなってしまい、電源ダウンが起こってしまうという状態です。
パソコンの場合は、CPU自身に温度計をもっていますから、それである一定以上の温度になると
警告を出すと同時に、自分自身の動きを止めてしまいます。
まさにそういった状態で、電源を入れても、温度エラーが出てOSが立ち上がらないわけです。
エラーが出るということ自体、全体は冷却ファンが壊れていても、システムとしては壊れていないという可能性が高いわけです。
この場合は、ファンを交換すれば、また復活する可能性があるため、そこでファンを購入してファンの交換を試みました。
もちろん、動かない可能性もあります。あくまでもたぶん動くかもという程度のレベルです。
分解のやり方ですが、自分で勝手にやると、簡単にばらせないときがあります。
最近は古いパソコンでも自分で分解したかたのブログや業者のかたで分解方法を公開している場合もあります。
まずはやみくもにネジをはずすのではなく、ネットでよく似たパソコンの分解画像が出ている記事などをさがします。
なければ自分で探しながらやるしかありませんが、情報なしにバラすのは結構難しいです。
間違いなく、どこか壊すと思います。
それらの情報がある程度あることを前提にして、その情報に従って分解していきます。
業者が公開されている場合は、ほんと親切に説明していますので、間違いなく分解できますが、
ブログとかの場合は、そこまで簡単に分解できない場合がありますので、そのときは考えながらやってください。
分解するにあたっては、準備としては、ドライバーだけでなく、ネジを入れる箱などと、ネジを小分けにするための
セロテープ(メンディングテープのほうがいいです)が必要です。
ネジは場所によって何種類もありますので、それらがあとでわかるように工夫をしなくてはなりません。
そのためにセロテープが必要です。
あと、分解の情報はのっていても、何かを外したり(例えばコネクタ)するときには、それを外す前に
写メをとるようにしておいてください。
いざというときに、この写メが大活躍する場合があります。
さあ、それでは次回は分解に入ります。