シニアになる前にやっておいたほうがいいこと 「80歳の壁」を書かれている和田秀樹さん

ビジネス記事で和田さんの文章はときどき読ませてもらっていますが、多くのかたが著作を読まれていることからすると
和田さんの意見にかなり納得されているかたが多いと思われます。

かなり前からシニアを含む老人に対して、世間は偏見があるように思うというところからはじまり、老人をお荷物としてみるのではなく
現役のひとたちと同じようにリスペクトすべきだという考えを持っておられたかただと認識しています。

高齢者が増えてきたことも大きな要因だろうと思いますが、高齢者扱いをされることに違和感を感じる人が増え
これまでの高齢者つまり老人の考え方を無視するようなことはとうてい出来なくなってきたために、
ずっと声をあげてくれた和田さんがシニアの生き方の代表作家のようになってきています。

時代が和田さんに追いついてきたということでしょうか。

このサイトの目的は再スタートを切る、何かはじめてみるといった内容を後押しすることですが、
その対象となるのは若いかたよりもシニア手前あたりの人たちの割合が結構高いのではないかと考えています。

シニアになってから、新しいことをやりはじめても遅いということはないわけですけど、シニア前のほうが
圧倒的にやりやすいですし、シニアすぎてからやるにしても十分な準備ができるため、シニア前に
やりましょうと声かけさせていただいてます。

そのため、時間が出来たらやろうとか、しがらみがなくなってからやろうというこれまでの考え方では
遅いかもしれませんということを伝えさせてもらっています。

医学的な意見は述べられませんが、シニアから以降をどういう気持ちで生きていくのがいいのかという
ことは議論出来るかと思います。

和田さんの意見は、ひらたく言えば、もっと老人の意見を大切にしろ、もっと認めろということになるかと思いますが、
私もそのとおりかと思うものの、そのように大切にしなくてはならないような意見をしようという気持ちが
すでに薄れている、またはなくなっているような人も十分に多いかと思われます。

私は、そうならないようにしていきませんかということを伝えたいと考えています。
「若いものには負けない」とかいう根拠のない発言ではなく気力体力ともに、それほど落ちていないのを確認しているからこそ
の老人扱いに違和感を感じる。
そういった人を目指していきたいものです。

そのためには、やりたいことをいくつも見つけて、早い段階からやり続けていたら、きっとシニア以降、老人になってもなお
元気ではつらつとしているはずだと確信しています。

シニア

Posted by yannori