やりなおしの英語１２９chatGPTなどによって英語学習ビジネスはなくなるのか
chatGPTは何がすごいかといって、英語にしても日本語にしてもあの流暢な自然な文章のため
とても機械が出力したものだということがわからないところです。
間違ったことであっても、まことに美しく嘘をつきますので読んだほうは、それが嘘に思えず、とりあえず
信じておくかといったこともおこるかもしれません。
chatGPTにはファクトチェックが必要と言われるわけですけど、検索ロボットの代わりに使おうとしている人が
ファクトチェックをすることはほとんどないだろうということも言えます。
検索をしたときに、出てきた内容を他の信頼できる資料などと照らし合わせて事実の真偽を
確かめるかと言えば、そんなことをする人はまあいないでしょう。
さらにレベルが上がってくることを期待している私としては、英語そのものについては
機械にほぼ任せてしまってもかまわないところがかなり増えるだろうと考えています。
英会話を行うのが不得手である人が多いのは、英作文も含めてゼロから英文を
つくりあげるスキルが不足しているからです。
しかし、予め出来上がっている文章を修正することは、それほど苦痛ではありません。
つまり、英会話が不得意でも英作が不得意でも、これらのツールを使えば
英語スキルを十分に補ってくれて自然な英語を作ってくれると考えていいかと思います。
翻訳する場合でも同じです。
これまでのツールは１文だけですと、十分な翻訳や英訳をしてくれました。
ただし数行の内容にすると、何やら不自然な感じになっていたために
結構修正が必要だったかと思います。
あるいは、やはり自分で組み立てるしかなかったでしょう。
このツールのように数行であっても滑らかな文章としてくれるのであれば
なかなかモノにならない英語を非常に努力して学んでいく必要性は
ますます減っていくかと思われます。
SNSなどでは、まったく問題なく英語でやりとりができるでしょうし、
必要となる局面は、対面で外国人とコミュニケーションをとる場合にますます限られてきます。
そういったスキルを必要とする人は全人口の１％もいませんし、このご時世ですと0.1％以下かもしれません。
私の周りでも英語スキル必要としている人はたった１人しかいません。
これまではゼロでした。
挫折を繰り返してでもやっておきたいと思っている英会話ですけど、費用もかかるし時間もかかるし、
なぜそこまでしてやる価値があるのだろうと考え直す人もいるかもしれません。
このままですと、入学試験の科目としての英語のみが残っていくようになるかもしれません。
たった３年程度しか参加していない英語教室ですけど、そんな教室仲間や、別のところで学習している
仲間で継続出来ている人は、英会話がどうしてもやらなくてはならないということではなくて
好きだから続けている、楽しいから続けているようです。
逆にそのような人しか続けていけないのでしょう。
好きこそものの上手なれという言葉がありますけど、英語でもそれが一番大切なような気がします。
英会話ビジネスは成り立ちにくくなるものの、継続している人は好きな人ですから
なくなることはやはりないということでしょう。