はじめての演劇 その15 演劇の基本と言われる即興劇の稽古
私は演劇については経験はこの劇団のみですので、いろいろと教えてもらっていますが、
即興劇というのが演劇の基本のひとつなので、それをやろうということになりました。
劇団に関わってる人であれば、必ずや一度や二度はやった経験があるそうです。
グループ分けをして、演じる側と、それを観劇する側に分かれます。
即興劇を演じるわけですけど、お題やシナリオを作るために、事前に
キーワードを用意します。
「誰が」「いつ」「どこで」「何をする」
を全員で何でもいいので書きます。
それらをバラバラに組み合わせるのですけど、今回は紙片を4つずつ用意して、
めいめいがそれぞれに好きなことを書く。
それらを集めて、バラバラにして、つまりシャッフルして、また4つに組直します。
演じるグループがその中のどれかを選んで、その言葉で即興劇を演じます。
私が参加したグループでは以下のような言葉になりました。ややうろ覚えですが。
「仲間が」「地球滅亡の前日に」「深海で」「こっくりさん」
これを4人で役を割り振り、即興劇をやるわけです。
こういうときに、発想の豊な人は、あれだこれだと多くの意見を出してくれます。
私なんかのプアな想像力では面白いシナリオはなかなか浮かびません。
これで、どういうシナリオになったかといいますと、全員が潜水艇に乗り込み、地球を助けるために
深海へ向かう。(アルマゲドンみたいです)
そこで、体調を悪くした女性がいて、潜水を続けられない。
そして潜水を再開したものの、半分ぐらいのところで、海水温などが異常に高くなり
これ以上の潜水は不可能になる。
このままだと地球もろとも全員助からない。
どうしよう。そうだこっくりさんで決めようということで、こっくりさんをして終わり。
だいたい4分ぐらいです。
いかがでしょうか。私自身は、想像力のなさを実感した次第です。
劇の稽古というよりは、私は自分自身の脳力のトレーニングという感じです。
英語教室もそうですけど、ここでも、自分のいまいち不足しているであろうところが
ようくわかります。
そこを補うようにすればいいわけですが、これこそもっと若いときにわかっていたらよかったのにとは思います。