シニアになる前にやっておいたほうがいいこと シニアになるとどういう立場になるかをもう一度考えてみる
シニアになると、何かと環境が変わってきます。
今の日本ですと、サラリーマンであっても、リタイア後に年金をもらって悠々自適の生活を送るといったことは
非常に難しいでしょう。
そんなことも含めて、比較的恵まれているサラリーマンを例にとってシニアになるとどうなるかをいま一度考察します。
まず、役職定年のあと実際の定年がやってきます。
そこから継続雇用で65歳まで働けるとします。
役職定年のあと、給料は下がる一方で、それに従いモチベーションも下がっていきます。
それでも65歳まで働ける人はまだいいほうでしょう。
自分の気持ちを押し殺してなんとか働いていたとしても、65歳をすぎると完全に会社から外されることになります。
つまり強制的にリタイアです。
ここから何が起こるかです。

まず、自分がどういう立場になるかですが、会社など大きな組織に所属しているときは
基本的に法律の縛りもあって、守られています。
それも組織として守ってくれているわけですので、個人との関係で守る守らないといった
ことは起こりません。全員守られます。
組織から外れると、当然ですが、組織からの保護は一切なくなります。
この辺りのことは、サラリーマン生活を長い間送っていると、なかなか気が付かないことですが
まちがいなくいきなり放り出されたのと同じ状態になります。
TOEICなどでも「retirement celebrationに出席するよね」とかいう会話が出てきますけど、
リタイアのどこがお祝いなのでしょうか。
これからの生活にワクワクしてますといった人はほんの一握りだと思います。
ほとんどの人が不安を抱えたままのリタイアとなるはずです。
そんな状態でお祝いされてもです。
このあたりは、かつてのサラリーマンとは様子が違っています。
さて、そんな状態でありながら、不安要素がいくつかクローズアップされてきます。
1.健康(主に体力面)
2.経済面
このあたりが一番大きいでしょう。
健康と経済は密接につながっていますので、どちらかだけということはないでしょう。
さらによく聞くのは
3.精神面
です。
1の健康は身体的なもの(例えば病気など)をイメージしていますが、身体的には問題なくても
うつ病に近い状態になるなど精神面での不調が起こりやすくなります。
孤独になりやすいからです。
会社に所属していたときは、これらについてのケアもされていたわけですが、そういったものが
なくなっていますので、自分でなんとかしていかなくてはならなくなります。
さあ、どうやって解決していくのがいいのでしょうか。
私が考えるにはやはり頼りに出来る人、相談できるような人に助けてもらうのが一番
よいでしょう。
潤沢な資金をお持ちでしたら、それで解決も結構出来ますが、そうではない人であれば
はやり人を頼るべきだろうと思います。
この時点で頼れるような人がどれだけいるでしょうか?
会社をリタイアしただけですと、その時に頼れる同僚や先輩や後輩は残っていないかと思います。、
あわてて、頼れる友達を作ろうとしても、それは無理な相談です。
信頼関係を得るにはそれなりの月日が必要です。
調子のいい現役のときにこそ、そういった会社を離れたときに頼れるような人を
数多く作れるような努力をするべきでしょう。
それには、自分も相手から頼られる人でないとだめですので、そういった関係ができるような
付き合いを社内外に作っておく必要があるかなと考えます。









